• カテゴリー別アーカイブ あれこれ
  • ワタクシゴトで恐縮ですが、ただ今初めての育児の真っ最中です。二ヶ月余りが経ち、家族のサポートのありがたさを痛感しています。ひとりの人間が成長するには、たくさんの人の手と愛情が必要なのだと初めて分かりました。父親母親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃん、お客さんの様々に違う手の温もり、腕の感触を通して、子供はいろいろなことを感じ取っているのでしょう。

    こんなに小さな手にも、くっきりと手相が刻まれているのが何だか不思議です。これから、この手のひらにはどのようなシナリオが刻まれて行くのかと、手を見つめる度に思います。

    外に目をやると、赤子の手のようなもみじが秋風に揺れています。人の手相がひとりひとり違うように、もみじの葉脈にも一枚いち枚に相があり、やはりそれぞれに運命があるのでしょうね。もうじき、葉の色も美しく色付き始めます。緑のまま散ってしまうもの、鮮やかな赤となるもの、様々です。葉の織りなすシナリオも愉しみに。今日から10月です。


  • もみじのスリッパ

    当店のシンボル、もみじをモチーフにしたスリッパを揃えました。戸塚刺繍です。開店当初から、定期的に決まった先生にお願いして作っていただいております。美しい刺繍の色合いと、手作りならではの履き心地をご堪能下さいませ。

    momiji hakimono


  • エントランスにて。故 渡辺俊明氏の版画です。タイトルは「朱」。心に響くものがあります。訴えかける朱色をお楽しみください。

    syunnmei

    俊明ファンの方へ。当店に何点か残る作品をお譲りします。興味のある方、是非お出かけくださいませ。


  • 蒔糊の訪問着

    エントランスには、お持ち帰り自由の当店ポストカードがあります。その時によって写真が変わるのですが、今は蒔糊の訪問着がダントツ人気です。そのままお二階で、実物をご覧になる方もいらっしゃいます。秋になると、訪問着やお振袖など、いかにも着物らしいものが目に愉しくなってきます。特に加工のどっしりとした大作や作家ものは、見応えがあります。

    皆さまお好きなカードを手に、お二階でゆっくりと着物の時間を、どうぞ。

    postcard


  • スズメバチの巣

    今日から9月がスタートです。今年の夏は、思い出に残る出来事がありましたか?8月も最後という日、前庭のもみじの茂みにスズメバチがスを作っていることが判明。今年はハチがたくさんいるなぁ、ぐらいにしか感じていなかったのですが、実際に巣を見てびっくり!威嚇してくるハチにもびっくり!夏の間ずっと、だれも気がつきませんでした…。無事に巣は陥落し、ハチたちも去って行きました。知らぬが仏とは言いますが、お客様にも被害がなくて本当に良かったです。

    さて今月は、どのような1ヶ月になりますでしょうか。9月は、夏物から単衣に移行する微妙な時期です。近頃は、単衣向きの半襟をよくオススメしています。きものは夏物でも、襟で秋のモードを取り入れるとうまく季節と調和します。お気軽にお問い合わせくださいませ。


  • かまぼこは、村松屋さん

    氷見の名産のひとつに、かまぼこがあります。お店の数もたくさんありますが、比美町にある村松屋さんのかまぼこは、絶品です。水っぽさがまったくなく、引き締まった食感で、魚本来の美味しさが味わえます。少し値は張りますが、納得満足のお味。また、内祝いなどお遣いものには、写真のように縁起物をいろいろ型取ったタイプがオススメ。ご予算に合わせて、作ってもらえます。

    京都のメーカーさんへのお礼やお遣いものによくお願いするのですが、いつもとても喜ばれています。少しずつお裾分けできるのも、魅力です。

    kamaboko


  • お宮参りへ

    ワタクシゴトで恐縮ですが、先日息子のお宮参りを致しました。生後31日を過ぎた節目として、祈祷を日宮神社にて。絽織りの小紋に(実は柄があるんです!)献上帯を締めて、気持ちもすっきりと。献上は、5月頃から秋単衣まで活躍する万能アイテムです。カジュアルにも、ちょっとしたフォーマルにもどうぞ。意外に、着物も選びません。

    20110818