梅雨の晴れ間に──香雪美術館へ

4月15日のブログでもご紹介しました香雪美術館。現在は「花鳥風月の美ー応挙から仁清へ」と題し、室町江戸期の絵画、工芸品が展示されています。有名な、酒井抱一の十二ヶ月花鳥図押絵貼屏風をはじめ、尾形乾山、円山応挙、尾形光琳など、いわゆる琳派と呼ばれ、着物の図案にもよく用いられるものばかり。個人的には光琳の鶴をモチーフにした一連の作品が好みです。蒔絵の硯箱は見応えがあります。

前庭の緑が美しい香雪美術館、雨上がりには雨粒が光り、なお一層の風情がありました。

7月19日まで。ご縁のある方は、是非足をお運び下さい。美味しいお菓子とお薄もいただけます。