• えん

    早いもので、2月も終わりです。いつまでも寒いので、春が本当に待ち遠しいですね。

    今月は、氷見から遠く遠く離れた場所の方と新しいご縁がありました。フェイスブックを通しての出会いですが、縁とは様々なところにあり、予想もしないきっかけで繋がるものだと、しみじみ。またとある日は、ある撮影クルーの皆さんがコーヒータイムにいらっしゃいました。7年ぶりの来店でした。覚えていて下さるって、本当に嬉しいですね。縁が巡り、円となる感覚でしょうか。

    祖母の代から縁があって在庫としてある反物にも、今の時代だからこそ活きる色、デザイン、加工のものがたくさんあります。その新鮮さに、縁の積み重なりがひしひしと感じられます。ひとつの所で提案を続けること、ひとつのことを継続することは、時に気が遠くなり大変な作業ですが、こうして様々な繋がりや重なりが見える形として現れた時には、こんなに面白くやり甲斐のある作業はないと思います。

    さて来月は、33年前に京都から縁があってやって来た有職雛を出す予定です。是非、ご縁を結んで下さい。


  • 三つ葉の桐

    以前にもご紹介しました、手描き東京友禅の訪問着。きりりと美しい袋帯を合わせました。「三つ葉の桐」。上品な水色が印象的です。同じ着物でも、帯の組み合わせによって色々に雰囲気が楽しめます。

    kiri

    装いをあれこれ考え巡らせる時間、ゆっくりとお過ごし下さいませ。


  • 本格派友禅の訪問着

    名門、染の百趣矢野の訪問着。本格派、手描き友禅の逸品です。長く着るための一枚として、是非オススメです。ここでは、七宝柄の袋帯と合わせて、シンプルで上品なコーディネートにしましたが、帯の雰囲気次第で幅広い年齢層にお楽しみいただけます。

    yano

    古典的なフォーマルの装い、是非ご覧くださいね。


  • ひげ紬

    新年会の帰りにお立ち寄り下さいました。ひげ紬の訪問着、富士、雲、縁起の模様が臈纈で表現されたとても面白い一枚です。市松の帯で全体を引き締めて。色あいも美しく、印象に残る装いです。

    hige


  • 箔砂錦の袋帯

    新年のエントランス。箔砂錦の袋帯、縁起の七宝柄をご覧下さい。落ち着いた輝きと美しい地色で、訪問着、色無地にと万能フォーマルの一本です。組紐地の上品なバッグとともに。清らかな春のイメージをお楽しみ下さい。

    sippou

    二階の床の間には、日の出と打ち出の小槌を。是非、間近でご覧下さい。

    hinode