• 優しい蜻蛉

    この季節になると、蜻蛉をモチーフにしたきものや帯がたくさん見られます。こちら、絽の名古屋帯です。女性らしい優しい雰囲気の中に、きっぱりとしたものも感じます。二階の展示場にてどうぞご覧くださいませ。

    katimusi

    蜻蛉は、一点を定めまっすぐに進むことから、古来より「勝ち虫」と呼ばれ、戦国武将たちは蜻蛉をあしらった甲冑を身につけて縁起をかついだそうです。夏の代表的な文様としてだけでなく、吉祥柄として年中愛されています。


  • 五感

    今年は、庭のもみじがひときわ青々と、手を伸ばせば触れることのできるぐらいの生命力です。

    green

    玄関までは、まさに緑陰の世界。可愛らしい暖簾が皆さまをお出迎えします。小さな鈴がついていて、風に揺れて鳴ります。

    noren

    二階の踊り場では、鉄線やトルコキキョウなど美しい花々が待っています。

    tessen

    一階のサロンでは、クラシックとサイフォンコーヒーの香りをどうぞ。五感をフル活用して絲穂をお楽しみ下さいませ。


  • 暖簾が人気です

    こちら、柿渋染めの無地のタイプ。すっきりとシンプルで、存在感もあります。

    kakishibu

    こちら、藤井絞製、絞りの丸紋。地の暈しが印象的。いかにも手仕事の雰囲気です。

    maru

    近ごろは、盛夏に向けて暖簾を求められるお客様が目立ちます。他にもいろいろございますので、是非ご覧になって下さいませ。


  • あさがおの浴衣

    こちら、染家京加納のディスプレィです。もともとは、ここで祖母が呉服屋を始めました。絲穂は、今から30年前に展示会場として誕生しました。現在は絲穂だけの営業になっておりますが、京加納もウィンドーの中は時期に応じて変わります。中央町商店街、現在の明光義塾のおとなり。ちょうど、ハットリ君のモニュメントがあるポストの真ん前、潮風ギャラリーの並びです。近くまでお超しの折には、是非足を留めて下さいね。

    ただ今、江戸期の図案をそのまま再現した大胆なあさがおの浴衣を提案中。帯の名門、誉田屋源兵衛さんがつくりました。他では見られない、本格的な一反です。

    asagao

    祖母が生前、古代裂で作ったミニチュアの着物も、季節によって変わりますので、ご注目下さいね。

    kodaigire

    潮風ギャラリーを楽しんで、堀与さんでたくさんお買い物をされた後は、絲穂でどうぞ一休みなさって下さい。ゆったり時間を是非とも。


  • 美人の待つところ

    今月、二階の床の間では夢路の描いた美人が、お客様をお待ちしておりました。毎年この時期はいつも、この鉢植えと女性の構図と決めています。美人の微笑みに、毎日ホレボレしました。今回ご縁のなかった方、来年は是非。

    さて6月は、雨にちなんだちょっと面白いお軸を掛けます。興味のある方は、展示場までどうぞ。

    yumeji


  • ヘレンドの彩り

    台風の影響で、鬱陶しい空模様が続きます。何となく肌寒く気持ちもパッとしませんが、カップの彩りを眺めて気分転換を致しましょう。ヘレンドは人気のシリーズ。鮮やかな美しい色合いで、女性の心をグッと掴んでおります。個人的には、奥の香蘭社製のものが近ごろ気に入っています。

    ヘレンド

    ときの花々も併せてお楽しみ下さい。トルコキキョウが映える季節です。

    トルコ