• 『美しいキモノ』

    『美しいキモノ』夏号が出ています。前からも後ろからも読めるようになっています。

    ひとまず、後ろから開いてご覧下さいませ。当ブログでよくご紹介しております、染めの百趣矢野さん(10ページ)、野口さん(16 ページ)、藤井絞さん(34ページ)、織楽浅野さん(64ページ)が載っています。

    素晴らしい作品の数々、それぞれの作風を、是非お楽しみ下さい。


  • 観世の帯締め

    人気商品の観世の帯締め、最近の売れ筋は白です。房の赤色がコーディネートのスパイスなんですね。

    白の色無地に白っぽい帯を合わせた時でも、白の観世で決めてみましょう。横からチラリと見える赤をポイントにすると上級者の装いです。

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  • くろちく倭美坐

    祇園町は八坂神社のほど近くに、くろちく倭美坐という名のビルができました。最上階は一泊22万円の高級ホテル。二階は、人気の都路里。いつも階下まで行列ですね。一階では、くろちくさん始め、和小物のいろいろが楽しめます。

    オススメは地階にありますRIVA SPA。指圧、オイルマッサージ、足ツボなど、疲れた体を癒してくれるサロンです。中でも、宝石岩盤浴はやんわりと温かい温度で、じ〜んわりと血行を促進してくれます。気持ちいいですよ。店内のゴージャスな雰囲気に、しばし現実を忘れます。男性も是非どうぞ。


  • 米沢進之介の仕事

    久しぶりに米沢進之介の仕事をご紹介します。単衣にぴったりの、サラリと美しい付け下げです。

    いかにも進之介さんらしい地色、進之介さんにしか表現できない柄です。モダンですが、しっかりとした落ち着きがありますね。

    ずっと長くお楽しみにいただける付け下げ、是非店内にてご覧くださいませ。

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  • アンチエイジング

    床の間の、雲収山岳青の言葉通り、雲ひとつなく晴れ上がった先日の八坂神社のお茶会では、心もすっきりするようないろいろを学ぶことができました。

    お見えになったお客様は、ベテランの先生方ばかり。90歳で、きちんと素敵なお着物をお召しになり、お道具を誉られ、お菓子もお茶も楽しまれ、亭主の先生に感謝を述べられる。

    お茶席では、人生の大先輩でもいらっしゃる方々にいつも勉強させられます。30代の私など、本当に小さい存在で、年齢だけが若いことが恥ずかしく感じられるほど、先生方は本当にお若い。

    昨今はアンチエイジングという言葉が流行り、顔のリフトアップの方法や、美容グッズ、美容食品を至るところで目にします。しかし、本当のアンチエイジングとは、いかに心豊かに日常生活を送るか、その積み重ねにあるのだと思いました。お茶一服を楽しむ時に、お先にとお隣にひと声かける気遣い、お道具の取り合わせを愛でること、一期一会のご縁を感謝すること。茶道で教わる心の遣い方、在り方を、日常でもきちんと活用できる人になりたいと、襟を正したいち日でした。

    さて、6月号の『和楽』に茶道の基本を特集したページがあります。歴史的なことも含め、面白く読めますので、是非ご覧になって下さい。鈴木京香さんの和服姿も美しいです。