• 春待ち暖簾

    春を感じさせる暖簾、入って参りました。

    エントランスには、墨描きの、ユニークで味のあるタイプ。

    そのまま、グリーンの暖簾をくぐってサロンにお入り下さいませ。

    優しい春色のジャケットも、ございます。

    本日のコーヒーのおともは、大野屋さんのとこなつです。


  • 春を待って

    うっすら積もる雪の中、今日は久しぶりにお茶のお稽古に行きました。

    春らしい色を段に織り出した紬に、松尾鏡子作の綿織の帯を締めて。

    先生のお宅のお庭には愛らしい椿が何種類もあり、今日は雪の間から白やピンクが顔を出し、何とも言えぬ風情がありました。

    びちゃびちゃ雪でしたので、履物はブーツ。

    雪でも着物、楽しみます。

     


  • お召しを素敵に

    先日、金沢での海老蔵さんの舞台を観劇されたお客様。観劇前に、お立寄り下さいました。

    お召しの小紋に、織楽浅野の帯です。小紋は地模様もあり、落ち着いた色目ですが華やかな雰囲気もあります。少しフォーマルなシーンでは袋帯も合わせられます。

    杢目が美しいコートと共に。

    素敵な観劇コーディネートです。一緒に行かれたお嬢様の装いは、また後日ご紹介します。


  • 大重亭

    私が幼少期によく連れて行ってもらった、大重亭。お孫さんの代になって再び暖簾が上がったということで、日曜、ランチに出掛けました。

    かつて大好きだったグラタンは、濃厚で口当たりの良いチーズがたっぷり、良い意味で「今」のお味になっていました。

    ピザも絶品です。

    かつて、入り口の自動ドアが開くとワクワクした事、その日はちょっとお洒落をした事(お気に入りのスカートの事など)、お料理と一緒に思い出しました。今、自分の息子を連れて食事ができた事、とても嬉しいです。

    今度はお客様と、お着物ランチで伺いたいです。また違うメニューをいただいてみたいです。


  • タイトルなし

    今日から二月がスタートします。早いですね。

    さて昨日は富山からのお客様をお迎えしました。母とふたりで着物を着ます。

    母は、故吉岡幸雄氏の帯(天繭 貝紫)を、白大島に乗せて。

    私は故藍田正雄氏の「引き杢」を、薩摩木綿に乗せて。

    どちらの帯も、一見何か分からないけれど、引き込まれるような存在感があります。江戸小紋は個人的にとても好きな技法で、引き杢の帯を締めるのは、夢でした。まだちょっと負けそうですが、40代、堂々と引き杢を背負えるようになりたいものです。


  • 未来予想図

    雑誌『HERS』の2月号、ご覧になった方はいらっしゃいますか。森高千里さん、渡辺満里奈さん、松下由樹さんなど、素敵な女性たちの未来予想図が特集されています。

    私自身は今年で41歳になります。40歳のバースデーは嬉しくない事が重なり、全く楽しい日ではなかったので、40代への不安ばかりがあったのですが、50代以上の様々な女性たちの意見は励みになり、10年後に期待しました。

    私自身は年齢を重ねる事に抵抗はありませんし、いつも「今」が一番好きです。「今」を大切に生きていれば、自然と未来は仕上がるという森高千里さんの言葉には、とても共感しました。具体的な夢はありませんが、無理せず自分らしくありたいと思います。あのオバチャンに会いたいと思ってもらえる様なオバチャンになりたい、とも思います。サザエさんも理想です。

    本日、外は強風。とても寒いので、素敵な女性たちの生き方を読みながら、ちょっと先の事を考えてみました。