• 大重亭

    私が幼少期によく連れて行ってもらった、大重亭。お孫さんの代になって再び暖簾が上がったということで、日曜、ランチに出掛けました。

    かつて大好きだったグラタンは、濃厚で口当たりの良いチーズがたっぷり、良い意味で「今」のお味になっていました。

    ピザも絶品です。

    かつて、入り口の自動ドアが開くとワクワクした事、その日はちょっとお洒落をした事(お気に入りのスカートの事など)、お料理と一緒に思い出しました。今、自分の息子を連れて食事ができた事、とても嬉しいです。

    今度はお客様と、お着物ランチで伺いたいです。また違うメニューをいただいてみたいです。


  • タイトルなし

    今日から二月がスタートします。早いですね。

    さて昨日は富山からのお客様をお迎えしました。母とふたりで着物を着ます。

    母は、故吉岡幸雄氏の帯(天繭 貝紫)を、白大島に乗せて。

    私は故藍田正雄氏の「引き杢」を、薩摩木綿に乗せて。

    どちらの帯も、一見何か分からないけれど、引き込まれるような存在感があります。江戸小紋は個人的にとても好きな技法で、引き杢の帯を締めるのは、夢でした。まだちょっと負けそうですが、40代、堂々と引き杢を背負えるようになりたいものです。


  • 未来予想図

    雑誌『HERS』の2月号、ご覧になった方はいらっしゃいますか。森高千里さん、渡辺満里奈さん、松下由樹さんなど、素敵な女性たちの未来予想図が特集されています。

    私自身は今年で41歳になります。40歳のバースデーは嬉しくない事が重なり、全く楽しい日ではなかったので、40代への不安ばかりがあったのですが、50代以上の様々な女性たちの意見は励みになり、10年後に期待しました。

    私自身は年齢を重ねる事に抵抗はありませんし、いつも「今」が一番好きです。「今」を大切に生きていれば、自然と未来は仕上がるという森高千里さんの言葉には、とても共感しました。具体的な夢はありませんが、無理せず自分らしくありたいと思います。あのオバチャンに会いたいと思ってもらえる様なオバチャンになりたい、とも思います。サザエさんも理想です。

    本日、外は強風。とても寒いので、素敵な女性たちの生き方を読みながら、ちょっと先の事を考えてみました。

     


  • 羽織る

    皆さま、お出かけにショールはお持ちですか?

    黒一色、本疋田絞のショール、鮮やかな装いに映えます。帯は野口。無地の結城と好相性です。

    型染めの手仕事が優しい雰囲気のショールは、いかがでしょう。ワイン系の帯(琴柱モチーフ)がチラリと見えて素敵です。

    ショールは、装いの表情作りに欠かせないアイテムです。


  • 白くしろく

    真っ赤なカーネーションを生けておりましたが、今日からガラリと雰囲気を変え、白のランを。

    白のインスピレーションで、今日は綿薩摩に花織の帯を合わせました。

    白くしろく、の気分です。