• あせしらず

    早くも梅雨の気配です。

    汗ばむ季節におすすめの下着が入りました。近江の麻を使用した、天然素材の肌襦袢です。

    オリジナルの冷感素材を使用したステテコと合わせていかがでしょう。

    快適な夏のご準備を。


  • 夏の緑、夏の藍

    和小物さくらの新作が入りました。深い緑に高級感が漂う帯締めです。抽象柄の帯揚げを合わせて、トンボの帯をグッとモダンに見せます。単衣、夏こそ小物の力の見せ時です。

    すっきりとした印象の浴衣(誉田屋源兵衛)店内サロンにてお楽しみくださいませ。白地に藍のシンプルさは、いつの時代も魅力的です。単衣の時期に、着物としてもどうぞ。


  • 上布とか絣とか

    今日は青空が広がりました。

    円卓より店内を眺めています。能登上布、久留米の絣、織楽浅野、etc. 和小物さくらの帯揚げをポイントに、単衣から初夏の装いを提案しています。

    お出かけのご予定はありますか?シーンに合ったコーディネート、楽しみたいものです。


  • しな布

    蒸し暑い日が続きました。

    そろそろ、しな布の暖簾が見たくなる頃です。素敵な時計が刻めそうですね。

    入り口には、市松の暖簾が風になびいて。緑との調和も美しく。

    毎日不安定な空模様ですが、気持ちはスッキリと過ごしたいものです。


  • 音の力

    今日は海浜植物園にて、花と緑のフェスタが行われ、息子の所属する合唱団がオープニングを飾りました。いつも思います。言葉を音に乗せると、どうしてこんなに心に響くのかと。冒頭で指揮の先生が「人には想像力という特別な力があります。今日は歌を通して、皆様を野や山や素晴らしい自然の世界にお連れします」と。聴きながら想像力について少し考えてみました。

    読書の時のように、言葉だけを目で追っている時の想像力と、歌を通しての想像力はその広がり方が違います。歌には音の響きがあり、歌う人の様子があるので、聴覚と視覚から、或いはその時その場所の空気感からも想像力が広がります。だからでしょうか。ス〜ッと、時にはグワ〜っと心に入ってくるのは。今日の場合は、子供の歌声であるということも大きな要素かもしれません。きっと大人の声と子供の声、プロの声とそうでない人の声でも心への作用は変わります。

    先日は、朗読をされているお客様の舞台を拝見しました。朗読には大きな動きこそありませんが、読みながら観客に配られる視線、声色も読み人によってそれぞれ違いますから、誰もが知っている有名な小説も、声という音に乗ると新鮮に聴こえます。今回は、川端康成の掌小説『妹の着物』を堪能しました。意外にも激情の漂うクライマックスで、今まで知らなかった康成の魅力に触れました。同時に、聴くことだけで想像するという難しさも感じました。

    さて着物にも、衣摺れという音がありますが、袷の時と単衣の時ではもしかして音が違うのかもしれないと、今日ようやく気が付きました。


  • 更紗

    津幡よりお越しくださいました。

    可愛らしい牛首紬に、少しエキゾチックな更紗の帯を合わせて絶妙なコーディネートです。観世の黄系が映えます。

    次回は水色にチャレンジなさいます。『ミセス』の最新号、木村多江さんのコーディネート素敵でしたね。


  • お母様の着物を

    お母様のお着物を自分で着られるようになりたいと、初めてのレッスンです。

    まずは浴衣から。藤井絞の総絞り、垢抜けた青が素敵です。

    引き続き、名古屋帯も。着物は手描きの臈纈染、とても贅沢な小紋です。無地感の花織の帯を合わせました。

    今から25年以上前に揃えていただいた組み合わせですが、まさに今活きてくるコーディネートです。

    どんどんお着物、楽しんで下さいね。


  • 伸びる

    初夏のようなお天気で5月がスタートしました。

    エントランスでは、更紗の染帯(小袖屋)が皆様をお出迎えします。これから単衣の時期にも活躍する、美しい色合いです。

    今年も、塀囲いから青葉が顔を出しました。伸びやかな季節です。

    連休は6日(日)以外、営業致します。是非、お立寄り下さいませ。