サロンに、久しぶりに黒のテーブルを出しました。季節の装いを提案しています。
グレー地の結城に、紬の名古屋帯の組み合わせ。チェックの色合いが素敵です。着物は、帯の合わせ方次第で永く纏えます。さらさらと、単衣にも最適です。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
朝晩の冷たい空気が、秋の訪れを感じさせます。
昼間はまだ暑くても、不思議なもので、ガラスや風鈴や、着物でも透ける素材のものはピントこなくなるものです。
(右)萩を手描き友禅で表現した、非常に上品で繊細な帯です(二塚長生作)同系の無地的な小紋とともに。斜めの細い縞模様があります。帯のブルーが印象的です。
(左)きものは綿薩摩。永江朗夫作。ほっこり感としなやかさが魅力、単衣にぴったりです。帯は上原美智子作。糸、染織の良さを最大限に表現した、織りだけの究極の無地です。さらりと装いたい、組み合わせです。
女の子のお誕生お祝いに、ひとつ身の一揃えです。古典的な加賀友禅のお着物に、可愛らしいピンク色の被服、房帯の黄緑がポイントです。バッグと草履は赤でまとめ、華やかな装いになりました。襦袢は正絹の別注品です。
縁起の柄、麻の葉の浴衣も一緒に。疋田絞の帯揚げを、帯として。上品なゴールド系でまとめました。
輝かしい一生を送られますように。おめでとうございます。