氷見某所にて

「裏管理人」です。先月の氷見潜伏の際に、約2年ぶりくらいにあるお店に足を運びました。気取りのない、実に居心地がいい居酒屋(小料理屋)さんで、どの料理も本当に美味しいです。

まずつきだしで出た、なすと一緒にカレイ(ヒラメだったかな?)の骨せんべい(骨を揚げたもの)に甘酢をさっとかけたもの。魚のこういうアラの部分を上手に調理するところに、料理の腕が光っています。これだけで、生ビール1杯いけました。

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お造りです。魚の新鮮さは言うまでもありません。上品な薄切りではなく、あえてゴロっという感じでざっくりと切って出してくれます。野趣あふれる食べ方です。

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ポテトフライとチーズの包み揚げ。こういうおつまみ風の料理も実に美味しいです。どこのチェーン店の居酒屋にもありそうなメニューですが、ちゃんと手作りしてるので、味がまったく違うのがわかります。

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シーザーサラダ。とびきりいいお刺し身を出す一方で、こういう洋風のメニューも充実しています。お酒があまり飲めない人でも、こういう料理がうれしいですね。

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これはちょっと珍しい「なっとうのステーキ」という料理。納豆と長芋を混ぜて、軽く鉄板鍋で焼いた料理です。軽いお好み焼き風という感じでしょうか。

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牛筋の煮込み。こういう時間と手間がかかる料理も、はずれることなく美味しいです。臭みが全然ないので、内臓系が苦手な人でも大丈夫です。

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串カツです。揚げ物も上手です。

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この他焼きそばも取ったのですが、食べたり飲んだりに夢中で、写真を撮り忘れてました。満腹でお腹が苦しくて、就寝時にうめくほど飲み食いしました。

この店やきときと舎に行くたびに、こういう店が近所にあるといいのにと、いつも思ってしまいます。残念ながら、「絲穂関西出張所」(笑)の近所には、飲食店はそれなりにあるものの、このような、どの料理を食べてもはずれがなく、しかも値段も手頃という店がありません。中途半端に都会であることの悲しさが、「出張所」の周辺にはあります。

このお店、あえて「某所」とさせていただきました。決して大きなお店ではありませんし、近所の人たちの、ちょっと近所で外食(と飲み)でも、というような気軽さを、壊さないほうがいいのではないかと思いましたので。あえてヒントを出すならば、絲穂の近所、ということでしょうか。