ゆかたの季節です。
古典的な総絞りのゆかた(藤井絞)、今では大変貴重です。二色染め分けの半幅帯と共に。
同じく、総絞りのゆかた(左)です。
落ち着いたピンク地は、永く愛用できます。
右は、立巻絞り。いびつな縦のラインが魅力的です。
染め分けの半幅帯には、印象的な緑を。
すべて国産、日本の手仕事です。纏うと安心感があります。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
祖母が生きていれば、六月三日は誕生日でした。
藤田泉先生の中国茶会にご縁がありました。素晴らしい茶杯で中国の貴重な古樹茶をいただき(今回はプーアル茶と紅茶でした)、時間の経過によって変化する香りと風味に、ご縁の不思議を感じながら。
先生手作りのお茶請けとともに。草もちは、きっと祖母のお気に入りだろうとお仏壇のお土産に。
祖母、母、私と三人で愛用の首里花織りの帯を締めて。
お茶と、人と、空間と、様々な出会いが重なった善き日でありました。藤田先生のお茶会、帰りはいつも心が「行って良かったー!」と叫びます。
今年の8月で引退されるシェフの味を惜しみ、お着物ディナーに集まりました。
思いおもいの小紋を纏います。
帯は塩瀬の素材、献上帯、少し透け感のあるものまで幅広く。
この時期は、セレクトが豊かです。
トマトソースのパスタ、この日は白身魚と新玉ネギでした。
堪能しました。