• 宝塚グリーン

    今春、大学の卒業式にと袴を誂えていただきました。

    オリンピック閉会式のタカラジェンヌたちの国家斉唱をご覧になり、様々な着物にマッチした、宝塚グリーンが素敵だと言うことで、こちらのお色に。

    お祖母様がお嫁入りの時に持っていらした訪問着と共に。

    チラリと見える帯には、藤井絞の半幅帯を。

    溌剌とした感じが伝わります。

     

     


  • 雪の日に

    昨日からまた降りました。雪の日は、雪かきの合間に色々と思い出しています。

    昨年も人気のあった甚平さん。浴衣にもお誂えがありました。

    江戸小紋師、藍田正雄氏の深山染めの訪問着は、単色でありながらどっしりとした存在感で、江戸小紋の底力を感じます。

    誉田屋源兵衛の袋帯と共に、迫力のある組合せです。

    大学の卒業式に、宝塚グリーンの袴をお誂えになったお嬢様、手にはこちらの刺繍のバッグを持たれます。グリーンの刺繍が袴とマッチすることでしょう。

    今日は雪ですが、出番を待つ帯、紅花染。春をひと足早く感じて。

    思いついた事の色々。雪の日に。


  • 赤を感じて

    朝、門扉を開ける前に見上げると、今日のもみじはこのくらい赤く。

    いつもは無地感の多い店内も、この頃は総柄もちらほら。

    帯を無地に。全身で季節を感じる装いも、とても良いものです。

    もみじの移り変わり。毎日、今日は新しく、昨日とは違う日だと感じます。