• じんわりと

    秋晴れが続いております。気持ちのいい風、秋の雲、良い季節です。秋のお便り、届きましたか。

    ブログの更新は久しぶりです。発信することを休んで、好きな着物や帯を眺め、じんわりとしたい時があります。特に秋はそんな季節です。

    文化とは、なんと心強いものかと思います。声こそ発しませんが、必ず聞こえてくるもの、伝わってくるものがあります。絹は天からの授かり物である所以でしょう。もうしばらく、じんわりとしていようと思います。

    来月は、出産予定の方が何人かいらっしゃって、今からワクワクしています。命の繋がり、嬉しいです。


  • 雨上がり

    朝、雨の後で日差しが見え始める様子です。雨粒がキラキラと美しく、なんだか良い予感がします。円卓から格子越しに見える色々は、この館ならではのことです。

    ameagari

    もみじの葉も、少しずつ赤く色づいてきました。

    aka

    さて、もうすぐ秋のお便りが仕上がります。「永く愛せるこの一枚」というタイトルで、シンプルで力量のある装いをご覧いただきます。他県の方や、ブログでアクセス下さっている方で、ご希望があればお送り致します。kimono.shiho@gmail.comまでお問い合わせ下さいませ。いつものお客様のお手元には、下旬までにお届けします。是非、ご覧下さいませ。


  • 兎をモチーフに

    まだまだ日差しは強いですが、風は秋の爽やかさです。連休は、いかがお過ごしですか?

    エントランスには、兎の餅つき。表情も愛らしく。

    rabbit

    円卓のスペースには、辻が花の帯。こちらも兎が美しく。地色の焦茶が良いですね。

    tsujigahana

    明日、敬老の日は営業致します。皆さまのお越し、お待ちしております。


  • 藍田正雄ー引き杢ー

    当店で根強い人気を誇る、藍田正雄氏の引き杢。型を微妙にずらしながら染め、杢目のような模様を生み出します。藍田氏ならではの技法です。上品さと存在感を併せ持つ、江戸小紋の神髄ですね。着物は、臈纈の小紋。クリーム系の優しい色会いです。色無地のようにお召しいただけます。

    himimoku

    襦袢のお洒落もお忘れなく。適度に張りのある素材感は、一度着ると手離せないと好評です。柄もとてもお洒落。京都浅見の逸品です。

    asami


  • 友禅、薩摩、秋の秀作

    朝晩の冷たい空気が、秋の訪れを感じさせます。

    昼間はまだ暑くても、不思議なもので、ガラスや風鈴や、着物でも透ける素材のものはピントこなくなるものです。

    (右)萩を手描き友禅で表現した、非常に上品で繊細な帯です(二塚長生作)同系の無地的な小紋とともに。斜めの細い縞模様があります。帯のブルーが印象的です。

    hagi

    (左)きものは綿薩摩。永江朗夫作。ほっこり感としなやかさが魅力、単衣にぴったりです。帯は上原美智子作。糸、染織の良さを最大限に表現した、織りだけの究極の無地です。さらりと装いたい、組み合わせです。


  • 撥水バッグー和柄ー

    和柄のトートバッグが入りました。こちらは、兎と亀。ユーモラス!!

    rabbit

    こちら、自前で使っています。鰻串つなぎ。一見、お洒落な幾何学模様ですが、実は串に刺さった鰻です。このインパクトが気に入っております。雨風にも安心の撥水加工。小旅行にもお勧めです。私は目下、ママバッグとして愛用。着替えも入り、重宝。もちろん、通勤にも便利でしょう。

    unagi