• カテゴリー別アーカイブ お着物の話題
  • 上布の彩り

    ただ今店内、上布のいろいろを提案しています。文字通り「上等な布」を意味する上布、産地によって様々な特色がありますが、共通するのは繊細な麻ならではの着心地の軽やかさ、涼しさ。夏きものの醍醐味をお楽しみ下さいませ。

    jyohu


  • 優しい蜻蛉

    この季節になると、蜻蛉をモチーフにしたきものや帯がたくさん見られます。こちら、絽の名古屋帯です。女性らしい優しい雰囲気の中に、きっぱりとしたものも感じます。二階の展示場にてどうぞご覧くださいませ。

    katimusi

    蜻蛉は、一点を定めまっすぐに進むことから、古来より「勝ち虫」と呼ばれ、戦国武将たちは蜻蛉をあしらった甲冑を身につけて縁起をかついだそうです。夏の代表的な文様としてだけでなく、吉祥柄として年中愛されています。


  • あさがおの浴衣

    こちら、染家京加納のディスプレィです。もともとは、ここで祖母が呉服屋を始めました。絲穂は、今から30年前に展示会場として誕生しました。現在は絲穂だけの営業になっておりますが、京加納もウィンドーの中は時期に応じて変わります。中央町商店街、現在の明光義塾のおとなり。ちょうど、ハットリ君のモニュメントがあるポストの真ん前、潮風ギャラリーの並びです。近くまでお超しの折には、是非足を留めて下さいね。

    ただ今、江戸期の図案をそのまま再現した大胆なあさがおの浴衣を提案中。帯の名門、誉田屋源兵衛さんがつくりました。他では見られない、本格的な一反です。

    asagao

    祖母が生前、古代裂で作ったミニチュアの着物も、季節によって変わりますので、ご注目下さいね。

    kodaigire

    潮風ギャラリーを楽しんで、堀与さんでたくさんお買い物をされた後は、絲穂でどうぞ一休みなさって下さい。ゆったり時間を是非とも。


  • 純金綴織の袋帯

    ただ今店内には、純金綴れ織りの袋帯を提案中。段霞模様で、キラキラと上品な輝きを放ちます。春のお茶会、結婚式などフォーマルに最適です。地模様の美しい、ごく薄い鼠の無地と合わせて。名門、伊と幸の白生地ですので皺になりにくく着心地は抜群です。

    tuzure

    白地に赤の帯揚げも、どうぞ。パッと華やかになります。

    obijime aka


  • 春よ来いーたけのこと桜とー

    ただいま店内では、まさに春らしい装いを演出する帯を提案中です。紬地のたけのこの帯は、名門丹波屋で別注致しました。腹前の柄がもうひとつお洒落ですので、是非ご覧になってくださいね。

    takenoko

    こちらは、桜の花びらを押絵風にデザインした、いかにも美しく上品な一本です。縮緬の風合いも併せてお楽しみください。

    sakura


  • 坂井修氏の訪問着

    皆さま、新刊の『きものサロン』はお読みなりましたか?滝川クリステルさんの可憐な和服姿が表紙です。巻頭ページから見応えのある装いばかり。染織作家のきもの特集のページには京友禅、坂井修氏の作品が載っています。森口華弘氏のお弟子さんで、薪糊の技が独特で美しい作風は依然として熱狂的なファンが多いそうですね。本には、グレーとピンクの春らしい訪問着が紹介されていますが、こちらは印象のガラリと違うタイプ。当店オススメの一枚です。黒地にきれいなピンク色が印象的な少し大胆なデザインとなっています。坂井ファンの方、必見!

    osamu

    併せて『美しいキモノ』も、素敵な装いばかりですから、是非ご覧になってくださいね。55ページ、57ページ染の百趣矢野さんのお着物がお目当ての方、当店までご連絡くださいませ。


  • 春着尺

    ただいま、前庭を臨むスペースにて、春の装いをいろいろお楽しみいただけます。市松模様の着尺はシーンによって無地感覚でも着回しのきく、人気のタイプ。左、江戸小紋は袋帯も洒落帯ものる、万能の色無地です。一枚は必ずオススメしています。

    kijyaku