夏の着尺のいろいろ、お楽しみ下さい。詳しくは、店内にてどうぞ。
夏物は、どれも色がきれいですね。わくわくします。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
今回のG.W.に、初めて袖を通す白大島を纏ってお出かけ下さったお客様です。大島の優しい色合いに、ひわ色の帯が絶妙にマッチし、初夏のようないち日にぴったりの装いでした。5月でも20度を超える真夏日ともなれば、単衣をお召しになることをお勧めします。他のお客様からも「素敵!」の声が、あちこちで。
白い着物には、白いバッグを合わせたくなるものです。この日は、こちらのバッグを新調されました。持ち手部分が組みひもになってる、当店でも根強い人気を誇るシリーズ。セミフォーマルにもカジュアルにも活躍します。また、ジーンズなど普段の装いにもうまく取り入れると、お洒落なコーディネートが楽しめますよ。
おひなの会へは、黒の大島とさくらの帯で行きました。3月に入ると、さくらの帯が活躍します。無地の大島は、どんな帯もパッと主役にしてくれるので、一枚あるといいですねぇ!
帯揚げのさくら色もポイントです。
まだ肌寒いこの季節、ショールのお洒落も楽しみのひとつです。この日は、一珍染めのショールで。友禅染めの始りと言われる一珍染めは、糊の割れ目に染料を染み込ませる技法。お茶わんの陥入のようなものと捉えて下さい。一般の友禅染めとはひと味違い、柔らかなイメージになります。
先週、お着物でご来店のお客様がいらっしゃいました。
これから新年会に行かれるとのこと。 着物も帯も、祖母が現役だったころに買っていただいたものです。藍染めの紬は、時とともに色が落ち着き、熟成された美しい色になっています。帯はバティック。更紗柄がお洒落ですね。
帯締めは深い青で、きっぱりと清々しいコーディネート。新年会にぴったりですね。
こうして、以前に買っていただいた着物を見せていただけることは、大変嬉しいことです。祖母の辿ってきた道が見え、両親が引き継いだ現在を再認識し、これからを考えます。いつまでも大切にして下さるお客様がいらっしゃることを、誇りに思い、責任を感じます。お客様から教わること、たくさんありますね。
シャトウシュ、あります。知る人ぞ知るシャトウシュ、ひとつだけ、あります。お求めの方は、是非、氷見まで。
久しぶりに二階の様子を御覧に入れましょう。こちらの黒の羽織コート、近ごろの売れ筋です。背中と裾にビロードの市松模様があります。一枚仕立てです。シルエットの美しさは抜群、動くと体に自然とフィットし、着心地も抜群。ご法事の時にも着回しオッケー。別注ですので、ご注文を承ってからのお誂えになります。
ちなみに、着物は手描き友禅の上等な小紋。付け下げのような感覚でお召しいただきたい着物です。帯は織楽浅野。シルバーの無地。織り感だけで表情を出した、シンプルでお洒落な帯です。