籐表のお装履

さて、こちらは祇園ない藤さんで誂えていただいた籐表のお履物です。

20100518

お茶会や結婚式は、このお装履と決めています。フォーマル仕様であるのはもちろんですが、やはり履き心地がいいのです。いい緊張感を与えてくれるので、自然に背筋が伸びます。

このお装履は、母のものでした。今は私の寸法に変えていただいて、ご縁が続いています。お履物もきものと同じで、何代にも渡って身に付けるのが、本来の姿なのでしょう。

着ける朝は、いつもより多く香をたき、清め、今日いち日お守り下さいとお願いしています。