先日より、新しいカップが仲間入りしました。アンティークのカップ、イギリス製です。新しい気分で、くつろぎのひとときをどうぞ。
サンドイッチのお皿もアンティークに。見た目も華やかになりました。実は、もう一種類新しくしたお皿があるのですが、それはご注文下さった方のお楽しみに。すべて小矢部のガレットマスター•アンティークスさんにて求めました。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
お二階では、お草履もいろいろお楽しみ下さいませ。黒の台に花刺繍のお草履は、お振袖にぴったりですね。一番向こうの焦げ茶は、エクセーヌという合皮素材。履き心地は定評をいただいております。
明るいお色目も、もちろんございます。フォーマルからカジュアルまで、お好みでコーディネートなさって下さい。お履きものひとつで、見た目の印象も自分の気持ちも大きく変わります。当店のお草履はすべて、メンテナンス、アフターケアを致します。後で鼻緒だけ替えることもできますので、永くお楽しみいただけます。
先月ご紹介しました、本麻の小物のいろいろご好評につき完売致しました。
特に人気のあったのは、前板です(全国的に好評だったそうです)。ムレ知らずの心地よさで、当店でも追加注文をいただきました。国産の本麻が手に入りにくいこともあり、現在メーカーにも在庫がない状況です。今後はいつ生産できるか分かりませんが、今回ご縁のなかった方、次回にご期待下さいませ。
かく言う私も、順番待ちです、、、!!
厳しい暑さが続きますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
さて、氷見の中央通りにあります染家京加納は、きものの館絲穂の始まりの場所。祖母がここで呉服の商売を始めました。
現在は沖西生花店の隣、忍者ハットリ君のポストの前に位置します。
夏の間は、ウィンドウに時代裂で作られたミニチュア着物が飾ってあります。蝶の柄が何とも印象的で美しいですね。
目に留まられたら、是非絲穂を思い出して下さい。冷たくて美味しいアイスコーヒーでも、いかがですか?
今月3日〜5日に行われました染織展。様々な偶然が重なり、新聞にちらりと載ってしまいました。いかにも説明している風ですが、その実、、、(苦笑)
18年前の記事が、こちら。この日は、たまたま祖母は洋装です。貫禄は着物の時と変わりませんが…(笑)
祖母と高桑女史は、収集したたくさんの作品に対して、それが何時代の何であるかというところまで調べ、表記してくれました。私は、しかしそれらの作品の前にあまりに無力でした。例えば美しい紫色は、当時どんな染料で染められたのか、なぜ今はできないのか、その色に特別な意味はあったのか、湧き起こる様々な疑問に対して無知であったことが悔やまれました。今後は、自分の中のクエスチョンにひとつでも答えを出せるよう勉強をすべきだと、この会を通して痛感しました。せっかくご縁があって集まってくれた作品たちと、向き合えるようになることが目標です。いつか、その目標を少しでも達成できた時に初めて、新聞記事の自分を認めることができると思います。この先、何年かかるか分かりませんが、やってみます。途中でへこたれていたら、皆さま遠慮なくプレッシャーをかけて下さいね。
ワタクシゴトで失礼致します。
こちら、今夏大活躍の江戸小紋、篭目に千鳥です。優しい地色に一目惚れしました。千鳥がちょいちょい見えるのが可愛いですね。帯は、誉田屋源兵衛さんの本羅。うろこの柄、配色が好きでよく締めています。帯揚げの鮮やかなブルーをポイントに。帯揚げや帯締めの、横に一本伸びるラインに鮮やかな色を配すると、夏らしい印象になります。