今月は、母も着物を着る機会に恵まれましたが、そのたびに帯留をいろいろと楽しんでおりました。
例えば、芭蕉布の帯には琥珀を合わせて。着物は夏大島です。
羽田登喜男作、友禅の染め帯には珊瑚の赤を効かせて。 着物は芭蕉布。平良敏子さんの作ですが、珍しい紺系のもの。年月を経て、だんだんと良い色に落ち着いてきました。
芭蕉布については、『平良敏子の芭蕉布』を是非ご覧下さい。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
6月19日にご紹介しましたトアロードリビングスギャラリーにてマクロビオティックのお料理講座がありました。講座と実践、両方を学ぶことができます。
食べ物には細胞を緩める陰性のもの、細胞を締める陽性のものがあり、それを正しく体内に摂り入れること。地域性、季節性を重視した食材をいただき、自然の秩序を摂り入れることなど、食の大切さ難しさを改めて知る機会となりました。この日は、先生オリジナルの20年物の梅干しを使った梅醤油番茶をいただくことができました。冷え、風邪、胃腸不良に効くこのお番茶は、空腹時にどうぞ。
こちら、全メニューでございます。黒豆入り玄米ご飯、大根と油揚げロール煮、小松菜の油炒め。簡単でヘルシーで美味しい、最高の食事です。
何気ない、食べるという行為ですが、きちんと意識的に行わなければなりませんね。毎日の積み重ねが一番大切だということを痛感した時間でした。