• 雪の日に

    昨日からまた降りました。雪の日は、雪かきの合間に色々と思い出しています。

    昨年も人気のあった甚平さん。浴衣にもお誂えがありました。

    江戸小紋師、藍田正雄氏の深山染めの訪問着は、単色でありながらどっしりとした存在感で、江戸小紋の底力を感じます。

    誉田屋源兵衛の袋帯と共に、迫力のある組合せです。

    大学の卒業式に、宝塚グリーンの袴をお誂えになったお嬢様、手にはこちらの刺繍のバッグを持たれます。グリーンの刺繍が袴とマッチすることでしょう。

    今日は雪ですが、出番を待つ帯、紅花染。春をひと足早く感じて。

    思いついた事の色々。雪の日に。


  • 赤を感じて

    朝、門扉を開ける前に見上げると、今日のもみじはこのくらい赤く。

    いつもは無地感の多い店内も、この頃は総柄もちらほら。

    帯を無地に。全身で季節を感じる装いも、とても良いものです。

    もみじの移り変わり。毎日、今日は新しく、昨日とは違う日だと感じます。


  • もどらず山

    渡辺俊明氏の秘蔵本「もどらず山」が、残っていました。

    数十年前に、限定数のみ作られました。

    珍しいものがたり本です。

    心に訴える画風とメッセージは、氏が亡くなられた今も、多くのファンを魅了しています。

     

     


  • 加賀友禅で

    七五三の節目を、加賀友禅のお着物で。

    帯は藤井絞。

    どこから見ても、素敵です。

    今回のお履物は台だけ新しくし、鼻緒は親戚の方が以前履いていたお草履から頂かれ、すげました。代々脈々と。

     

    とても嬉しいご報告でした。