• 辻が花

    朝晩と冷え込み、ようやく秋の深まりを感じます。二階では重厚感のある装いを。見応えのある季節になりました。

    紺系の焦茶に、星が刺繍で散りばめられた付下げです(染めの百趣矢野)。控えめですが、キラキラと美しいです。帯は小袖を図案化した「辻が花祥」。

    Kimono: Tsukesage(suitable for formal occasion) with many tiny stars of embroidery, work of Yano

    Obi: Classical tsujigahana with modern design

    こちらは、辻が花を絞りで表現した訪問着です。抑えた地色に、辻が花の華やかさが映えます。帯は枡屋高尾「松皮菱」。グッと無地感ですが、密かに浮き出る文様が印象的です。

    Kimono: Homongi(suitable for formal occasion) Tsujigahana pattern of tie-dyeing

    Obi: Diamond pattern called Mastukawabisi, work of Masuyatakao

     


  • 雪花絞りの帯揚げ

    装いに少し新しい印象を与える、雪花絞りの帯揚げが(藤井絞)入りました。

    エントランスには、優しい色合いを。都会的な鼠地に、ドットがモダンな小紋に(千切屋治兵衛)、刺繍でまゆみを表現した帯を合わせました。とても女性らしい雰囲気です。

    こちらは、グッとシックな装いです。細かい格子模様の紬に、綿織の帯を合わせました。帯揚げがインパクトになります。

    秋の装いのポイントに、是非いかがですか。

     

     


  • 月と簪と

    風が秋の冷たさになってきました。

    今日は簪の暖簾をくぐって、サロンにお入りくださいませ。

    中には、かぐや姫を彷彿とさせるお月様の暖簾もございます。

    珍しい新湊のお団子をご用意しております。

    秋晴れのひととき、和の空間をお楽しみくださいませ。

     


  • 葡萄

    秋晴れの昨日、津幡よりお越しくださいました。

    薄いピンクの塩沢に、野口の葡萄の帯がよく調和します。

    今の時期にぴったりの装い、とても嬉しいです。

    夜は、とても美しい中秋の名月を見ることができました。

    ご覧になりましたか?本当に兎がいそうな、何か語りかけるものがありました。


  • 重陽

    今日は重陽の節句です。

    九の重なる菊の節句のこの日は、密かにウキウキして過ごします。店内はランとトルコ桔梗、夏の名残ですが。

    坂本龍一さんのピアノ演奏と共に。

     


  • 月を見ながら

    美しい月が楽しみな今日この頃です。

    エントランスでは、まさにお月見の帯が皆様をお迎えします。刺繍のふっくら感が何とも可愛いですね。腹前には猫ちゃんがいて、お月様を見上げています。

    優しい色合いの無地(絹雲織)と合わせて、この時期だけのちょっと贅沢な装いです。


  • ススキ

    9月が始まりました。

    秋晴れの昨日、初めて布尾山古墳に行きました。空気が厳かでとても良い所でした。好きな木があったので、記念に。奥の細い幹です。日陰の心地よかったこと。

    帰って、お客様にいただいたススキを活けました。すっかり秋の到来です。


  • トンボ

    過ごしやすくなって参りました。

    トンボの暖簾をくぐって、カウンターへどうぞ。

    今日はフジコ・ヘミングさんの奏でるショパンの色々を流しています。

    雨のいち日、着物とコーヒーと、美味しいお菓子で、ちょっと良い時間を過ごしてみませんか。