• 懐石秘密箱

    みそ蔵カフェにて、懐石秘密箱に参加させて頂きました。

    朝茶事についての、あれこれ、いつもながらとても勉強になります。

    飯器の色々、手前が最も古い形、奥へ行くほど現代の形、です。

    朝ならではのシンプルなお食事でしたが、十分にお腹は満たされ、何より気持ちが満たされました。

    始まりのお祈りに中に、今日この食事に見合うだけの自分であるか、行いを反省しますという一説があり、心にひびきました。食事ができるということは、当たり前のことではない、ということを改めて感じました。

    金沢からのお客様と共に。

    絹紅梅のお着物に、博多献上帯をお召しです。

    来月も参加します。

     


  • 単衣を想う

    真夏はこれからですが、秋のお単衣を想わせる帯も交えながら。

    櫛織りの袋帯は、つかみ絞りの無地と合わせて。

    グレーの濃淡の中に、紫や緑、黄がアクセントとなっています。

     

    相良刺繍の帯は、八重山上布と合わせて。

    地色の薄緑が、残暑の頃に映えます。

     


  • 盛夏の装い

    2階では、盛夏の装いが皆様をお迎え致します。

    臈纈染めで円を表した絹芭蕉の訪問着です。

    茄子紺の着物に、白の羅の帯が映えます。

    夏結城の訪問着です。臈纈でススキが描かれ、金彩が点々と配されています。

    市松模様の琴糸の帯を合わせました。

    小千谷で織ったナチュラル色の無地です。

    勝虫を織込んだ、印伝の帯と共に。

    帯揚げと帯締めで色を挿して。

    夏の着物、夏の帯、是非お気に入りを見つけて下さい。


  • 朝茶事へ

    晴天に恵まれた休日、薫風の朝茶事(中国茶)にご縁がありました。

    なかなか手に入らない、貴重な中国茶を6種。

    先生手作りの中華粽、筍の酢の物、お漬物など。

    金沢からのお客様とご一緒致しました。

    辻が花の帯がお着物にマッチし、まさに新緑に映える装いです。

    私は母の引き出しより。戦国武将の名前や、甲冑が手描きでちりばめられた染め帯を。

    端午の節句に寄せて。

    言葉に表せない、夢のような幻のようなひと時でした。

    同時に、このような時間を私たちもお客様と共有できるよう努力しなければと、いつも身が引き締まります。


  • 新緑に映え

    晴天続きの連休、氷見もたくさんの人で賑わっています。

    明日6日(月)最終日、営業致します。

    新緑の装いと共に。

    きもの 江戸小紋

    帯   京印伝トンボ(誉田屋源兵衛)

    草履  和小物さくら