• 朝茶事へ

    晴天に恵まれた休日、薫風の朝茶事(中国茶)にご縁がありました。

    なかなか手に入らない、貴重な中国茶を6種。

    先生手作りの中華粽、筍の酢の物、お漬物など。

    金沢からのお客様とご一緒致しました。

    辻が花の帯がお着物にマッチし、まさに新緑に映える装いです。

    私は母の引き出しより。戦国武将の名前や、甲冑が手描きでちりばめられた染め帯を。

    端午の節句に寄せて。

    言葉に表せない、夢のような幻のようなひと時でした。

    同時に、このような時間を私たちもお客様と共有できるよう努力しなければと、いつも身が引き締まります。


  • 新緑に映え

    晴天続きの連休、氷見もたくさんの人で賑わっています。

    明日6日(月)最終日、営業致します。

    新緑の装いと共に。

    きもの 江戸小紋

    帯   京印伝トンボ(誉田屋源兵衛)

    草履  和小物さくら

     


  • 連休の営業日

    初夏の陽気となりました。

    連休の営業予定です。

    4月29日(昭和の日)営業します

    4月30日(火)貸切りです

    5月1日(水)〜4日(土)営業します

    5月5日(日)お休みします

    5月6日(振替休日)営業します

    お運び、お待ちしております。


  • 夢二とクラフタンと

    高岡市美術館にて開催中の竹久夢二展に、お客様と出かけて参りました。

    有名な面長の美人ばかりでなく、本の表紙や物語の絵など、初めて目に

    触れる作品も多数あり、堪能致しました。5月6日までです。

    是非皆さま、お運び下さいませ。

    ランチは山町ヴァレーのクラフタンさんにて、昆布締めの色々ランチを楽しみました。

    お客様コーディネートです。

    (左)藤井絞の小紋に、藤井絞の本疋田絞りの帯

    (右)淡い暈しの小紋に、北川紘絵作の綿織りの帯

    今の季節は袷でも単衣でも、気温に合わせて装えます。

    迷ったり悩んだりが、ウキウキします。

     

     

     


  • 卒業式と入学式と

    わたくしごとで恐縮ですが、この春、息子が小学校を卒業し中学生になりました。

    卒業式にも入学式にも、着物は白鷹の綾織りを選びました。(佐藤新一作)

    独特の光沢と、織物とは思えない柔らかな風合いは、今まで感じたことのない贅沢感です。

    シルクのドレスを纏っているような。そして、自然と体にまとわりついてくれます。

    (左)卒業式には、熊谷好博子の帯を

    (右)入学式には、藤井絞の本疋田絞りの帯を

    有職織の袋帯もぴったりと合うでしょう。

    綴れの帯も合うでしょう。

    唐織も、金華山織も合うでしょう。

    帯で様々に雰囲気を変えながら、善きフォーマルに仕上がります。

     

     

     


  • 成人の日に

    大震災で延期されていた成人式が、昨日行われました。

    晴天に恵まれ、暖かくとても良い日でした。

    かつて祖母の代にお求め下さった、総絞りのお振袖をお召しになって

    お越しくださいました。

    少し朱みがかった地色が印象的です。日本の手仕事、総絞りは、やはりいつまでも美しいです。

     

    ずっと大切にして下さり、本当に嬉しいです。

    本当の春がやってきました。


  • 臈纈染めの付下げ小紋

    更紗のモチーフを全体にちりばめた、臈纈染めの付下げ小紋です。

    染の百趣矢野製。

    美しい色合い、柔らかな雰囲気、ドレスを纏うような感覚です。

    無地感の帯を合わせて、すっきりと。

    かつて染の百趣矢野で、限定数だけ染められた帯揚げです。

    銀の箔がほどよくキラキラと。普段使いにも、フォーマルシーンにも活躍します。

    (左)春らしい色合いの紬に合わせました。帯は、上原美智子作。

    (右)白鷹綾織の無地に合わせました。帯は、熊谷好博子作。

     


  • ほんの一部です、まだまだお見せしたいです

    『美しいキモノ』春号、染の百趣矢野55周年記念ページに寄せて。

    大作を広げてみました。

    濃紺の色留袖です。すっきりときっぱりと、古典的ですがいつまでも新鮮な作風です。

    捻金織の帯を合わせて格調高い装いです。

    坂井修作、蒔糊の訪問着です。シンプルですが、表情の豊かさは、さすがの力量です。

    オパールを織り込んだ帯を合わせて(誉田屋源兵衛)グリーンの濃淡で仕上げました。

    切りがないほど、ご紹介したい作品があります。矢野ファンの方、是非見にいらして下さい。


  • 麹塵染

    日差しが暖かい日が続きます。

    エントランスは、麹塵染め(きくじんぞめ)の色無地です。

    淡いピンク地に手描き友禅の帯を。桜や藤など、折々の花が散りばめられています。

    卒業式、入学式、様々な節目のシーンがやってきます。ひと揃え、いかがでしょう。

    美しい暈しのトートバッグも重宝します。