今日から6月です。エントランスでは、野口の絽の小紋をご覧いただいております。上品なピンクは飽きることなく、七宝柄にもどことなく野口らしさが漂います。帯は源氏香。美しい鶸が印象です。
単衣にしようか、夏物にしようかあれこれ迷う月ですが、小物遣いや色あわせなど6月らしい装いのアドバイアスを致します。是非、お電話下さいませ。TEL:0766-74-6218
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
藤井絞の立巻絞り、新作が入りました。美しいエメラルドが印象的です。
お色目だけでなく、サラリとした生地感もお単衣にぴったりです。
葵の葉をモダンに表現した塩瀬の帯と合わせて、清々しい装いに仕上げました。
久しぶりに氷見のことを書きます。店内を飾る花はいつも、比美町の菊花堂さんでお願いしています。上質で色彩豊かなお花が揃います。今日は、美容院さんのリニュアルオープンに、お祝いのアレンジを作っていただきました。アンスリュームとヒマワリをベースに伸びやかなイメージです。ユリ、バラを足元に全体にトーンが統一された、爽やかな初夏のアレンジとなりました。(なんだか、いつも書いている着物へのコメントと似ていませんか‥笑)
菊花堂さんのアレンジは、花の表情をチャーミングに見せ、また空間の取り方も絶妙です。お値段よりも豪華に見えるのも、とても嬉しいです。皆様も機会がありましたら、是非いかがでしょう。
藤井絞の浴衣です。古典的ですが永遠の手絞り、いつ見ても新しく感じます。すべて手仕事の逸品、今では貴重になりました。是非、今年の夏は古典タイプを一枚いかがでしょう。
絞りや絣いろいろに、お似合いのもはございますでしょうか。下駄も様々な表情を揃えております。
今日から五月、単衣を中心に、ゆかたや薄物を提案致します。
エントランスには、摺小紋(綾織)に合わせて藍田正雄作「引き杢」をご紹介しております。杢目の柔らかな雰囲気が着物と調和し、ゴールド系の観世が装いを引き締めます。これからの時期にぴったりのお草履も入りました。ブルーグレーの前つぼが爽やかです。
伸びやかな気持ちで過ごしたい一ヶ月です。