• 夜空を見上げて

    10月が始まりました。先日のスーパームーンにはご縁がありましたか?

    メインテーブルには、月見をモチーフにしたアップリケ調の帯を、よろけ模様の小紋に合わせてご覧いただいております。赤の観世をポイントに。

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    エントランスには、蝋たたきの色無地。橙、緑、赤、さまざまな色がバランス良く調和し主張してます。帯は、無地の織物を。やはり赤系の帯締めを、印象的に。

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    くっきりと夜空に映える月が、楽しみな季節です。

     


  • 小袖帯

    ここ最近、毎日締めております。リバーシブルの小袖帯。結び方は半幅と同じように、しかしワンランク上のものなので、小紋や紬にだけでなく、付け下げに結んでパーティーシーンにも使えます。

    いつも、この結び方を愛用しています。複雑そうに見えますが、同じところにグルグルと帯を通すだけという、いとも単純なやり方です。リバーシブルであること、丈が長いことを存分に楽しんでいます。

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    胴の部分には、ゾウさん。雪花絞りの小紋とも相性が良いです。

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    もう一点だけ、ウサギと桜のタイプがございます。後ろ姿の表情が豊かになります。是非、手に取ってご覧下さいませ。


  • 赤の妙

    秋晴れ続きのシルバーウィークが終わり、今日は一転曇り空です。

    だんだんと秋の深まるこの時期は、時に半幅の帯を上手く活用してはいかがでしょう。半幅と言っても、カジュアルなタイプではなく、ワンランク上のものを。こちらは、間道と昆虫文のリバーシブル。和のお稽古シーンにぴったりです。細かい絣が魅力の、モダンな大島と合わせました。朱赤の帯締めをスパイスに。

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    連休最終日の昨日は、津幡からのお客様が、素敵なお単衣の装いでお越し下さいました。ピンクベージュの小紋に、白の帯、そして真っ赤な観世を締めて。

    木々や葉等の自然の色が、だんだんと褪色化して行く中で、赤の色は殊更映えるのでしょう。秋は、赤の妙を是非お楽しみ下さいませ。


  • 渡辺俊明作「朱」。木版に手描きを施した、氏の作品の中でも大変珍しく貴重なものです。男女の絵でしょうか。強烈な生命力を感じます。初期の作品ですので、氏の制作へのパワーそのもののようにも見えます。

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    額装も新たに、これからお客様の元に参ります。個人的にも大好きな作品でした。善きご縁があり、とても嬉しいです。


  • 取材帰りに

    先日、『タクト』誌の取材帰りにお寄り下さいました。田畑まなさんです。お母様から譲られた夏大島に、水玉がアクセントの半幅帯を合わせて。グリーンの帯揚げがニクいです。

    バッグは、まなさん作。センターに裂織りの生地を使用し、少し和のテイストが加わった大変お洒落なデザインです。色合いも素敵ですね。

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    花びらを加工して作られたピアスを、髪にあしらって。帯の結びも可愛らしい、トータルの装いです。

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    10月10日発売の『タクト』、是非ご覧下さいませ。

    これからも素敵なクラフトを楽しみにしております。


  • もどらず山

    渡辺俊明氏のものがたり『もどらず山』です。初版のもので、10冊のみ出版された中の1冊です。太郎、次郎、三郎の三兄弟が、蛇に変身する化け者を退治する物語が、俊明氏の力強く温かみのある字でどんどん展開します。

    美しい女が蛇の化け物に変わる場面は、とても印象的でした。氏の作品の中でも、化け物は珍しい絵ではないでしょうか。また、生身の人間が描かれていることも『もどらず山』ならではの魅力でしょう。

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    1982年5月31日画。ファンの方、必見です。


  • 高岡開町万頭

    日差しが見え始めました。
    久しぶりに、不破福寿堂さんに行ってきました。1609年の今日は、前田利長公が高岡に入城した日とのことで、開町万頭がありました。お赤飯が真ん中に、程よい紅色が美しいですね。品の良いお味、楽しませていただきました。
    mannjyu
    本来の目的は、どら焼きだったのですが。餡の小豆の程よい甘みが、好きです。


  • 半襟ー単衣ー

    ひと雨ごとに秋の訪れを感じます。

    単衣に袖を通しました。着物は単衣、帯は夏帯というミックスの取り合わせが多いです。組み合わせてみると、意外と色合いや素材感に違和感がないことに気が付きます。

    ちなみに、昨日の装いです。着物は単衣の江戸小紋。地は、市松模様でその中に更に橙色のドットが細かに並んでいます。抹茶色ですが、橙と相まって深みのある色です。帯は紗織の鱗文様。着物の色によって、様々な表情を見せる魅力的な一本。6月から盛夏、今に至るまでずっと活躍しています。小物は、白系でまとめて。

    maccya

    そろそろ衿も、季節に合わせて調整したいところです。絽縮緬、楊流などが単衣向き。襟元も季節感を取り入れる大切な要素です。是非、小物のお洒落もご相談下さいませ。

    eri


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