• 袋帯熱

    4月の息子の入園式に向け、空いた時間に袋帯の感覚を取り戻しています。今日の帯は、織楽浅野。江戸小紋に合わせて、フォーマル仕様に。ゴールド系の帯締めも一本あると、華やかになりますよ。

    asano

    紬と合わせると、洒落袋にもなるのが魅力。浅野さんの帯は、技法は古典的、デザインはモダンなので、今の時代とても重宝します。

    袋帯を締めた時の重み、解いた後の開放感と疲労感が心地良く、久しぶりに締めると癖になります。今年の目標は、袋帯を日常に取り入れることです。尊敬するとある着物作家さんは、いつも控えめな付下げや無地に、お洒落で重厚な袋帯を、きっちりとしかし自然に着こなしていらっしゃいます。その方のように、さりげなくきちんと装えるますように…。袋帯熱が始まりました。

     


  • 読書会

    昨日は、毎週末に英書の読書会を開いていらっしゃる皆様に、サロンスペースをご利用いただきました。円卓スペースにはみっちり2時間、真剣な読書の時間が流れました。読み上げられる英文の響きが心地良かったです。

    理想的なサロンの在り方でした。色々なお集まりに、是非ご利用下さいませ。昨日のBGMは五嶋みどりさんのメンデルスゾーンでしたが、ご要望があれば、クラシックのリクエストも承ります。


  • 白の誘惑

    近頃の人気は、こちらのウィンナーコーヒー。生クリームのふわふわ感、キュートなチョコスプレーに心をくすぐられるお客様、多数。ヨガ教室の後、ウィンナーココアを楽しまれる奥様方、多数。

    cream

    パンに挟んで、フルーツサンド。おやつタイムに、リピーター多数。パイン、リンゴ、メロン…彩りよく生クリームに映えます。白の誘惑、あなたもお試しあれ。ご予約は0766−74−6218まで。


  • 舞妓さん

    立雛のタペ、ミニシリーズです。表情も色合いも様々です。

    お好みの一点を見つけて下さいね。

    maiko

    遠くに見えるのは、舞妓さんと桜をモチーフにした押絵のタペストリ。皆さま「素敵〜!」と。是非、近くでご覧下さいませ。

     


  • 新年会の帰りに

    昨日は別のお客様が、新年会の帰りに寄って下さいました。モダンなタッチの更紗柄は、贅沢な手描き臈纈。名門、染の百趣矢野の逸品です。帯はインドシルク、黄色の無地。春をイメージさせますね。

    yellow

    ポイントは、ゴールドを基調にしたクラッチバッグ(和小物さくら)。細かな七宝文様です。小さいけれど収納力に優れ、かつ存在感があります。シーンに調和した自然なドレスアップです。


  • 新年会の帰りに

    新年会の帰りに寄って下さいました。以前に染め直しました大島に(玉虫色のような良い雰囲気です)同系の帯を。帯締めの赤が非常に効いています。

    oshima

    ベテランの美容師さんらしい装いです。古典的でシンプルなアップスタイルだけでなく、散らしたスタイルやボリュームをうまくアレンジしたスタイルもお得意な美容室です。私はいつも、夜会をお願いしています。着付けも、安心してお任せできます。


  • いろ

    好天が続いております。日差しが見えると気持ちが良いですね。剪定したもみじの枝が、ぐっと赤く色づいてきました。山鳥の声もちらほら。寒さはぶり返すでしょうが、春の気配はそこここに。

    red

    空いた時間は吉岡幸雄氏の『日本の色辞典』を開き、日本の色に浸っております。細かなグラデーションのひとつひとつの色に、きちんと名前と由来があることに驚きます。ブルー系の、縹色、浅葱色、水色、瓶覗の辺りが最近のツボ。新橋色なんて青もあり(東京新橋の芸者衆に好まれたことから)それはいかにも垢抜けた青です。

    巷では、どうしたらモノが売れるのか売れないのか、「お」商売のことばかり聞こえてきますが、時にはそんな話題に耳栓をして、日本人の原点に立ち戻りたいものです。