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  • 盛秋のランチ会へ

    朝の雨も上がり、着物日和になったとある日、オーベルジュ ドゥ ミクニにて盛秋のランチ会を行いました。

    支度中のひとコマ、美容師の先生が最後の仕上げをしてくださいます。

    初おろしの色無地に、蒔糊の帯が上品です。

    渡辺俊明氏の帯、久しぶりに出してきました。ランプのモチーフ、温かみがあります。

    食事の前にラウンジにて。いつもこの時間がゆったりと素敵なんです。

    次回はお花見の頃を楽しみに。


  • おさんぽハロゥイン

    秋晴れの空が広がった昨日、仮装した子供達が商店街のお店を周り、お菓子をもらう、おさんぽハロウィンが行われました。

    3回目の今回は、親子それぞれ好きなペースで、お母さんたちはお買い物を楽しみながらということで、商店街は仮装した可愛い子供たちの姿があちこちに。

    この日は私も仮装熱が高まるので、あれこれ考えます。今年は息子がカボチャに扮し、オレンジ一色だったので合わせてみました。今から40年は前のものですが、氷見の作家、高木錦司氏の臈纈染の帯を出してきました。和小物さくらの帯揚げで、印象を強く。黒の大島には何でものります。

    ご来店下さった皆様、いつかゆっくりとくつろいで下さいね。


  • 辻が花ー藤井絞ー

    ぐっと冷えて参りました。ぐっと深みのあるコーディネート、いかがでしょう。

    帯は藤井絞の辻が花、新色です。色無地は、麹塵(きくじん)染。光線の具合で玉虫色に光る、独特な染め方です。お茶室では、陰影礼賛の雰囲気です。帯揚げは、和小物さくらの新作です。エントランスにて、どうぞ。

    サロンへ続く暖簾、今日は櫛の色々をお楽しみ下さいませ。

     


  • 花と着物とー秋深まるー

    十月が始まりました。

    いつものカサブランカに、今日はススキが並びました。グッと秋の風情を感じます。

    いつものアンティークの椅子には、縮緬紬の無地と、ムガの洒落袋。

    そのままお進みになって、ゆっくりとお着物をご覧くださいませ。

    季節の取り合わせ、お楽しみいただけます。


  • 幾何学

    いつもお見えになる日舞の先生、この日は面白い幾何学模様の帯を締めてお越しになりました。

    随分前に買っていただいたものですが、大変モダンで面白いデザインです。シンプルさも魅力です。

    お着物の渋いお色に映えます。とても素敵でした。

     


  • ススキと兎

    すっかりと秋の風情になりました。

    玄関では、愛嬌のある兎が皆さまをお出迎えします。

    グッと気温が下がった昨日、久しぶりに着物に袖を通しました。単衣の江戸小紋に、格子の帯を(川口良三作)。

    気分転換したい時に、着物は最高です。普段は締めないツボを締め、動きも制限される中で、緊張感のあるひとときを過ごせます。何より、気持ちがとても豊かになります。誰に見せるわけでもない、自分だけの充足感を味わいました。


  • ブドウをモチーフに

    秋晴れのとある日、まなさんがお着物でお見えになりました。お母様のものだった小紋に、紫絋さんのミントグリーンの帯を締めて。現代的なコーディネートになりました。

    帯留めのブドウも小紋の柄と調和して、この時期らしい装いです。

    自作のバッグも、和装にもいつも映えます。


  • 江戸小紋ーカエデー

    朝の空気が、ぴいんとしてきました。秋ですね。

    二階では、ぐっと力量のある組み合わせを提案しています。

    江戸小紋の訪問着です。カエデだけをシンプルに表現しました。地色と裾の水色系が垢抜けています。帯は誉田屋源兵衞の雲取り。何色かの雲が彩り、華やかな印象があります。

    染めの百趣矢野の付下げです。落ち着いた地色の、小さな花がちりばめられています。織楽浅野の帯を合わせて、現代的なフォーマルに。足元の赤を効かせました。