17日は氷見のごんごん祭りでした。まるまげさんのお稚児行列に参加しました。
入学式で着た東京友禅の訪問着に、むかい鶴の有職織を締めて(喜多川平朗作)同じ有職織でも今回はグッと落ち着いた雰囲気になりました。
初めて参加したまるまげ祭、とにかく風の冷たい寒い日でしたが、子供と正装をしてたくさんの距離を歩き、お参りをするメモリアルな時間、貴重でした。町内の皆さんの正装姿も、こんな時でないと見られないので、新鮮な気持ちでした。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
先日、小学生になる息子の入学式がありました。
今はもうありませんが、東京友禅の名門だった岡巳の訪問着に初めて袖を通しました。作風、色合いが大変モダンで20年以上も前のものとは思えません。
喜多川平朗の有職織と合わせて、いつもより華やかに装いました。ピンク系は得意ではありませんが、この訪問着は、嫌味も抵抗もありませんでした。選び方次第で、若作りしているように見えてしまうピンクは難しい色ですが、一枚あるとモチベーションの上がる一色です。自分に似合う大人ピンク探し、これから必要な要素だと感じました。
さて新学期のスタートは寒い雨風の朝でした。重いランドセルを背負って、カッパを着て歩いていく子供の姿に、不安と心配が募りました。今まで経験したことのない感情です。子供も初めての経験ですが、親もこうして初めてのことを積み重ねて行くのですね。
今日から4月、桜も見頃になりました。今朝は檀家のお寺で、お稚児さんに上がりました。藤井絞で別注したひとつ身を、再び纏って。袖には葵の葉、裾には弓矢があしらわれ。桶絞りの独特の深い染が、いつ見ても何とも言えません。
私は、3年ぶりに米沢進之介さんの訪問着「色紙」に袖を通しました。主張し過ぎず、しかし印象的な一枚で、お気に入りです。進之介さんの着物はどれも、ぴったりと合う帯を探すのが難しいのですが、今日の帯(誉田屋源兵衛)は、柄と色と雰囲気が、うまく合いました。やはり、和小物さくらの草木染の帯揚げも活躍しました。
お天気に恵まれた、佳き日となりました。
晴天に恵まれた昨日、息子の卒園式がありました。去年は出番のなかった桜の帯をどうしても締めたくて、ここぞの時の江戸小紋に合わせました。和小物さくらの草木染の帯揚げを新調し、満たされた気分で節目を迎えることができました。さくらさんの帯揚げは、生地感と発色がとても良く、100種に及ぶそのグラデーションは、どれもやみつきになりそうです。是非、一度身につけてくださいませ、絶対にお勧めです。
涙いっぱい、笑顔いっぱいのいち日を、装いとともに記憶して。節目の日に、何かを新しくすることの嬉しさや喜びを改めて感じました。たとえ腰紐一本でも新しくすると、女性は幸せになれるものです。
さて次回は入学式。今年の桜は、様々な様相を帯びるでしょう。