良いお天気が続きます。昨日は、ドライブがてらお着物で氷見までお越しくださいました。久米島紬に、いかにも春らしい紅花染の帯を合わせられて。黄系の観世も芽吹きを思わせます。
庭のもみじも新芽が顔を出しました。赤い尖りを見て「鉛筆の芯」のようだと、子供が。新しい鉛筆は、今年どのような「えん」を描くのでしょうか。
素敵な出会いがありますように。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
晴天に恵まれた昨日、息子の卒園式がありました。去年は出番のなかった桜の帯をどうしても締めたくて、ここぞの時の江戸小紋に合わせました。和小物さくらの草木染の帯揚げを新調し、満たされた気分で節目を迎えることができました。さくらさんの帯揚げは、生地感と発色がとても良く、100種に及ぶそのグラデーションは、どれもやみつきになりそうです。是非、一度身につけてくださいませ、絶対にお勧めです。
涙いっぱい、笑顔いっぱいのいち日を、装いとともに記憶して。節目の日に、何かを新しくすることの嬉しさや喜びを改めて感じました。たとえ腰紐一本でも新しくすると、女性は幸せになれるものです。
さて次回は入学式。今年の桜は、様々な様相を帯びるでしょう。