小雪の舞う朝となりました。
エントランスでは、さくらを上品に表現した帯をメインに。
臈たたきの色無地に映えます。帯揚げで少し色を挿して。
暖かくなる日を待ちながら。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
1月17日、氷見芸術文化館にて五嶋みどりさんのヴァイオリン演奏会がありました。
お客様と共に、新年の装いを思いおもいに。
ゴールデンムガの訪問着に、東京友禅の染帯を。
藤井絞の付下げに、北川絋絵作の綿織の帯を。
バッグは和小物さくらのスエードバッグです。
北守のり子作型絵染の着物を、初下ろししました。
同系色の帯と合わせて、イエローのイメージで。
演奏の前に行われたみどりさんのトークイベントでは、パンデミックの間に、ネットやSNSで更に沢山の情報が共有できたり人同士がコミュニケーションできるようになった一方で、世界を見れば、うまくコミュニケーションができていない部分がある、という言葉が心に残りました。
ピアニストのイェヴァ・ヨコバヴィチューテさんとの演奏はとても素晴らしく、本物の持久力を感じました。シンプルな強さ、崇高さも。みどりさんのお人柄が伝わりました。大満足の夜となりました。
これから、『道程』をゆっくり読みます。
秋晴れのひと日、ボーノペッシェにて会食を致しました。
皆さま、それぞれに装って。
紫を基調にした装いです(江戸小紋)
小紋の競演。
帯は無地感もよし、さりげない力作もよし(東敏男作)
絶品ピザも並びます。あと1ヶ月ほどのご縁となり、美味しさと寂しさと。
実りのひとときでした。