京都で陶芸

秋晴れの空のもと、昨日は茶道の先生に連れられ、嵐山の方へ。陶芸の時間です。お稽古仲間のみなさん、それぞれ思い思いの作品創りに夢中です。土を上へ上へと重ねて行きます。これが、そもそも簡単にできません。同じことをしているのですが、人それぞれにクセがあり、この時点でかなり個性が出ます。上手にできなくても、陶芸教室の先生が見事なフォローをしてくださます。

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重ねた土をこの台ごと電動で回転させ成形すると、このように美しい姿になります。一応、私の作品として完成した建水です。土を重ねる段階から、ほとんど先生の手直しばかりなので先生の作品なのですが(笑)おかげで素敵な建水になりました。さて、焼いた後はどうなるのでしょう。本当の完成が楽しみです。仕上がったらまた、お茶会の機会を設けたいと思います。

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常々、きものを見ても自分にはきものを創るなんてできないと感じていたのですが、陶芸をしてみても同じことを感じました。自分は創ることには向いていないと(笑)出来上がったものに対して、思ったり考えたりすることは好きでも、生み出すことは本当に本当に難しいことだなぁと痛感。やっぱり、職人さんに創ってもらったものは何でも大事にしなければと、肝に銘じた一日でした。