• 立巻絞り

    お単衣の頃から、お召し下さい。立巻絞りの着尺です(藤井絞)ハッとするような赤に、献上がくっきりと映えます。

    少しずつ単衣の装いに移行するこの時期は、小物選びも楽しみのひとつです。


  • ひらく

    令和の時代が始まります。

    掛け軸は、昭和天皇が即位された時に織られた、綴れ織です。時代の節目を迎えた時にと祖母が遺してくれました。

    芍薬もひらきました。

    新しい気持ちで、いち日を過ごしたいものです。

     


  • 千鳥格子

    皆様、連休はいかがお過ごしですか?日差しはあるものの、肌寒い毎日です。

    エントランスでは、千鳥格子の小紋に、可憐な花を絞った帯(藤井絞)を組み合わせて。華やかな雰囲気でお出迎え致します。

    ホッとひと息、和の時間をご一緒に。今日は、三国屋さんのシュークリームをご用意しております。久しぶりです。


  • 雪花絞

    暖かい日差しが注いだ昨日、津幡より素敵な装いでお見えになりました。雪花絞の塵よけが(藤井絞)、ゆらゆらと美しい雰囲気です。

    帯も藤井絞の辻が花を。臈纈の無地に映えます。ブルーの帯揚げをポイントにしたかったという装いは、昨日の陽気とベストマッチでした。


  • 金比羅歌舞伎へ

    常連さんのお寺の奥様、先日は金比羅さんの歌舞伎に行かれました。紫系の濃淡が魅力の付下げは、控えめな刺繍がポイントです。帯は、岡巳の生紬、更紗がうまく調和します。芝居小屋での歌舞伎は、迫力がありとても良かったとのこと、お話は尽きません。

    歌舞伎だけでなく、日常の様々なシーンにお着物でお出かけされます。こちらは、お仲間とのお食事会での装いです。細かい市松の無地に、辻が花が上品に映えます。観世の赤を効かせて、トータルに。

    いつもお客様のコーディネートにも刺激を受けています。


  • 連休について

    10連休は、4月28日(日)と5月5日(日)は休みますが、他の日は通常通り営業致します。いつも5月の連休は、番屋からフラリとお見えになる方、遠方からの方、ポツリポツリ。この時期だけのご縁があり、一期一会の時です。平成から令和へ、善き出会いがありますように。近頃は、外国人の方も増えました。英語をお話下さると助かります。

     


  • 喫茶去

    朝から晴天に恵まれ、今日はごんごん茶会に行ってきました。いつも重宝している、市松模様の小紋に(色無地のようにも使えます)松尾鏡子さんの帯を合わせて。春色の濃淡でまとめました。

    掛物は「喫茶去」。この言葉を目にする度に、お客様に、良いひとときをどうぞと言う気持ちを、日々忘れてはいけないと思います。この日しか味わえない、おがやさんの「大樹」も楽しみのひとつです。久しぶりに、心穏やかに一服が心の奥まで浸みるひとときを過ごしました。幸せです。お客様にも、幸せですと言われる空間を作りたいです。


  • 千鳥格子

    ようやく暖かくなりました。もみじの葉が次々と顔を出し始めています。

    エントランスは、お単衣にも向く千鳥格子の小紋を。帯はロートン(横浮花織)糸はすべて植物で染めています。優しい雰囲気をお楽しみ下さいませ。

    さて明日、明後日はごんごん祭です。ちゃんと、雨が降りますでしょうか。


  • はぎ原

    お天気に恵まれた昨日、桜も満開の富山で、とても美味しいランチを頂きました。割烹はぎ原さんにて、感動の連続を味わいました。

    ずっと心に残っているのは、さよりのお造りがキラキラと美しかったこと。新鮮なホタルイカの豆乳鍋(写真)豆乳のお出汁の、心まで温まること。

    デザートは、こちらズラリ。フルーツ、酒粕のチーズケーキにウグイス餡の最中、最後はお抹茶が並びます。

    満足、満足のひとときでした。

    さて氷見の桜、満開にもう一歩でしょうか。今日は花冷えです。