• ひと段落

    雪、大変でした。

    朝から暗く、降り続く雪に心も憂鬱。子供は大きなツララに大はしゃぎでしたが。

    今朝は地面バリバリ。恐怖の運転でした。これから晴れて、ようやく少しは溶けるようですね。

    店の前は駐車ができるようになっています。皆さまにお会い出来ますように。


  • 茶の葉染

    新成人の皆様、おめでとうございます。雪もなく天候に恵まれた、善き日になりました。

    さて店内は、久しぶりに茶の葉染の色無地をご覧いただいております。茶染は室町時代より高貴な染物として用いられた伝統的な技法です。こちらは、宇治茶を煮沸し成分を抽出し、草木染めの技法で仕上げました。優しく深い色をお楽しみ下さいませ。

    帯は鳥獣戯画(藤井絞)、横段染の帯揚げで少しインパクトをつけました。

    明日は営業致します。


  • 角崩しー浅黄ー

    本日より営業です。

    誉田屋源兵衛の新作、角崩しー浅黄ーをメインに皆さまをお迎えします。微細な立涌調の地模様に、角崩しのドットが細かく並びます。手仕事の重なりが、纏った時の奥行きになります。いかにも春らしい地色も魅力です。帯は白鷹織、グラデーションの表情をお楽しみ下さい。

    必須アイテム、観世の水色も染め上がりました。


  • 謹賀新年

    明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

    床の間は、日の出と扇、古銅の鈴。

    店内は新年迎えの暖簾を。扇面と宝尽し。

    十二支を描いた暖簾、魅力的な赤です。

    営業は4日からです。皆さまにお会いできますこと、楽しみにしております。


  • 赤を効かせて

    久しぶりにお日様が顔を出しました。

    店内は新年に向け、フォーマルの装いを多くしています。疋田絞りの訪問着(藤井絞)に、七宝つなぎの袋帯を組み合わせました。シンプルで存在感のある装いです。赤のお草履を効き色に。

    小物のスパイスも楽しみたいものです。


  • 雪景色

    昨日降り続いた雪で、朝はすっかり雪景色。枝に積もる雪の風情に、しばしうっとり。

    いつもこんな日は、アルゲリッチのシューマンを流しています。しんとした空気とよく合います。


  • 清々しく

    エントランスでは、麹塵染(きくじんぞめ)の色無地をご覧いただいております。植物色素の美しい部分だけを幾重にも染めることにより、光線や透かし加減で玉虫色に見える染めです。縮緬のしっかりとしたシボ、上品な光沢が何とも言えません。帯は七宝つなぎ。大きく七宝を配し、白場の多い美しいデザインです。青竹色の観世をポイントに、初春の清々しい装いとなりました。

    外は雪。とても寒いですが、春を予感して。


  • 福りんご

    お歳暮の時期です。皆様のお手元にも、日々贈り物が届いているのではないでしょうか。さて今年は、ニャンとも可愛らしい福りんごが届きました。招き猫が描かれたりんご、開封して幸せの予感がいっぱいです。

    さて先月のことですが、山鳥がやってきて止まりました。もみじの葉との色合いがとても綺麗で、一瞬の出会いをパシャリ。

    さて今日は、どんな幸せの瞬間がありますでしょうか。


  • ランチ会2

    朝起きると、うっすら雪化粧。本当に寒くなりました。

    さて先月の終わりに、オーベルジュで行われた2回目のランチ会の様子です。

    赤い花が印象的な紬に、赤系の無地の帯ですっきりと(左端の方)。観世のグレーが素敵です。正倉院文様を横段に配した、格調のある小紋を二部式に仕立てて(椅子の方)冬のランチ会にぴったりです。

    この度、初おろしでした。士乎路紬に、吉祥文が市松で表現されたの帯(丹波屋)を合わせて。シックなトーンに少し華やかさもあります。(右から2番目の方)。花織の小紋に松尾鏡子作の無地感の帯を(右端)帯揚げの無地を効かせました。

    ロビーにて、それぞれのバッグが並びます。さて、どのバッグがどの方のものでしょう。

    12月のデザートは、クリームチーズとホワイトチョコ、イチゴのコラボレーションでした。あっさりと絶品です。