風は冷たいですが、日差しは春の様相です。
久しぶりに、米沢進之助の名古屋帯を出してみました。幾つかの抽象花が、進之助スタイルで散りばめられています。技法はしっかりとした和の古典ですが、色遣いや柄の表現に洋の雰囲気が漂います。今の時代にぴったりの、長く愛せる一本でしょう。小紋は千切屋治兵衛。ドットを手描きした、柔らかな印象です。
和小物さくらの新作お草履、すっきりとした白と紺の組み合わせもお楽しみ下さいませ。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
春を告げる帯揚げが入りました。和小物さくらの新作です。
どちらも明るいグレーと水色の暈しで、地模様がそれぞれ特徴的です。フォーマルシーンに、美しい光沢を与えます。
人気の赤の台を使ったお草履も入りました。鱗柄の鼻緒をキリリと効かせて。
こちらの帯揚げは、三色の暈しです。白、藍、墨黒の大胆な配色でアクセントある装いにいかがですか。
今日は昨日とうって変わって、雨風の一日です。春小物を眺めて、あれこれコーディネートを考えて過ごしましょうか。