お正月のしつらいも終わです。酉年にはいつも、伊藤若冲のトリの親子を掛けます。墨の美しい筆跡、墨のえも言われぬ香り、今にも地を蹴らんばかりの脚の躍動感、12年ぶりの再会です。
是非、間近でご覧下さいませ。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
お正月のしつらいも終わです。酉年にはいつも、伊藤若冲のトリの親子を掛けます。墨の美しい筆跡、墨のえも言われぬ香り、今にも地を蹴らんばかりの脚の躍動感、12年ぶりの再会です。
是非、間近でご覧下さいませ。
ワタクシゴトで恐縮ですが、息子は5歳になりました。昨年末は仲良しメンバーでクリスマス会をうちで催し、親子5組総勢13人でひとときを過ごしました。5歳ともなれば、子供は子供同士で遊び、母は母同士でママトークを繰り広げ、みんな成長したよね、私たち、ようやくゆっくり語れるようになったよね、と。
年が明けてからは、東京からのお友達が(お父様のご実家が氷見)遊びに来てくれました。男同士ということもあり、近くの草むらまで狩りと称した冒険に出かけて行きました。長い時間の後、帰ってきたふたりの手には大きな貝が。草と溝と砂利しかないところで、どうやって見つけたのでしょう。いかにも大きな収穫をしたかのような、意気揚々としたふたりの表情が忘れられません。そう言えば自分も、光禅寺さんの砂利で長い長い間遊んだなぁと、あの頃のそうぞう(想像、創造)力を思い出しました。
この冬休みは、子供たちがよく出入りし子供たちの声がたくさん響きました。長かった冬休み、どうなることかと思いましたが、取り巻くご縁、皆さまのお陰で何とか乗り切ることができました。今日から始業です。そろそろ私も、着物に袖を通したくなってきました。