灯籠や枝に積もった雪を眺めながら、BGMにはアルゲリッチを。今日はシューマンです。雪のしんとした感じと、よく合います。
二階では、鶸の地色が美しい加賀友禅をメインに(中町博志作)帯は龍村錦、天平花葉文。同じく鶸の観世をポイントに。きものも帯も、そのものの魅力を十分に生かした装いです。永遠のフォーマル、いかがでしょう。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
ノーベル賞に沸いた年でした。梶田さんの奥様がお召しになった訪問着が素敵で、作家 中町博志さんの名が当店でも飛び交いました。加賀らしさの中にモダンさと洒落味のある作風で、個人的にも好きな作家さんです。地元、加賀のものをお召し下さったことは、とても心強く嬉しいことでした。
久しぶりに中町さんの訪問着を出して眺めています。一種類の花が、ほぼ青の濃淡で表現されています。赤や黄色はスパイスのように効き、地色に映え、シンプルで深みのありますね。いかがでしょう。
今年も一年、皆様にご縁をいただき感謝しております。娘さん、お孫さんとご一緒にお見えになる方も多く、それも心強く嬉しいことでした。きものの良さを改めて感じることが多く、希望を抱くことができました。手仕事の真価を、地道に伝えて行きたいものです。明年も、皆様と良きご縁を結ぶことができますように。