• ほぼワントーンの

    エントランスにて。

    着物 江戸小紋 保科信作 万筋

    帯 つづれ 雪花紋

    帯揚げ 京鹿の子絞り

    帯締め 観世

    紫を基調に、帯だけが白というほぼワントーンの装いです。

    トーンが同じ時は、帯揚げに絞りを取り入れ少しボリュームを出したり、

    同色でも明度の違う帯締めを用いると、メリハリのあるコーディネートになります。


  • 伏木神社へ

    お天気に恵まれた10月22日、金沢のお客様と伏木神社に出かけました。

    目当ては、柳家花緑さんの落語です。

    お客様はアルマーニグレーの大島に、鮮やかな友禅の帯を。小物の色に秋を感じます。

    控えめな小紋をコートにされて。上品な装いに仕上がりました。

    私は母の薩摩木綿を仕立て直し、帯は赤漆の「友と手を繋ぐ」(誉田屋源兵衛)

    花緑さんの落語は初めてでしたが、来て良かったと心から思いました。

    お酒を飲み、飲み進め、酔っ払って行く演技力、間合いに感動しました。

    奥行きと深みのある芸で、いつまでも余韻を楽しんでいます。

     


  • 本疋田総絞りで

    秋晴れの善き日、京都のお寺に嫁がれたお客様の御披露宴がありました。

    藤井絞の逸品、本疋田総絞りの訪問着をお召し下さいました。

    絹糸でしっかりと八巻で括られた絞りの、白の頂点が勢揃いしています。

    京ならではの刺繍と共に、日本の手仕事がギュッと凝縮された素晴らしい訪問着、

    晴れの舞台でお披露目下さり、本当に喜ばしいことでした。

     


  • 立巻絞り

    昨日は大変な雨のいち日でしたが、津幡よりお着物でご来店下さいました。

    立巻絞りの小紋(藤井絞)に、霞柄の帯を。

    帯締めは中村正作、薄墨ピンクです。

    さて今日は朝から晴れ上りました。中秋の名月が楽しみです。

    きもの 唐桟木綿

    帯  アップリケ「月」