真夏日となった一昨日、まなさんが薄物の小紋をお召しになってご来店下さいました。着物は絽の小紋で、薄いグレー地に黄色やピンクなどが虹のように散りばめられています。帯は誉田屋源兵衛の櫛織。孔雀石の色で糸を染めた、無地感です。
自作の髪飾り、帯留め、バッグもぴったり調和しています。
素敵なひととき、ありがとうございました。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
真夏日となった一昨日、まなさんが薄物の小紋をお召しになってご来店下さいました。着物は絽の小紋で、薄いグレー地に黄色やピンクなどが虹のように散りばめられています。帯は誉田屋源兵衛の櫛織。孔雀石の色で糸を染めた、無地感です。
自作の髪飾り、帯留め、バッグもぴったり調和しています。
素敵なひととき、ありがとうございました。
心配された台風も無事に去り、日差しが出てきました。この連休は、氷見の海浜植物園にて「手作り」を親子で楽しみました。
まずは、フラワーゼリー。透明なゼリーの中に、色を付けたゼリーを注入して行きます。先を尖らせたストローを使い、花びらが開いた感じになるように、少しずつストローをズラしながら‥。ストローを刺す私、注入する息子、6歳になり初めて親子共同作業が成立しました(笑)お味も美味しく、勿体な〜いと言いながら完食致しました。
また別の日は、ポプリエッグ。ポプリを入れた卵の殻に布を貼り付け、シールやリボンで飾ります。仕上げに入ると、完成像で親子で少し揉めましたが(笑)妥協点を見つけ、ハロウィン仕様になりました。次回のごま豆腐作りも気になるところです。
植物園にはこうしたイベントがなくても、時々フラリと訪れます。パイナップルの木やミッキーマウスの木や、コーヒーの木、常時ある植物に加え、顔ぶれが変わっている時があり、意外な発見があります。入場券の裏側が、総湯の割引券になっているのもポイントです。氷見の皆さまも、時には是非氷見を楽しみましょう。
秋晴れの空に恵まれた昨日、ボーノ・ペッシェにて残暑のランチ会が催されました。皆さま、薄物とお単衣地をうまくミックスさせ、秋のひと日を満喫されました。小千谷、ミンサ、綿ローン、絽縮緬、様々です。
ひと品ずつ丁寧に作られた前菜から、食べ応え十分。自家製、豆乳のドレッシングやローストビーフは絶品です。お野菜の旨味とパスタがうまく調和したメインは言うまでもなく、デザートのアイスクリームも程よい甘さで美味しかったです。全員が注文したタロッコオレンジのジュースは、コクのある酸味で大人気。是非、お試し下さいませ。
さて準備の様子。着せ合いをしながら、ドレスアップして行くこの時間がワクワク楽しいものです。
半幅帯も女らしく少しゴージャスに。プロの美容師さんにかかれば、素敵な後姿に変身です。
さて次回は、どこに行きましょうか。
秋晴れの土曜、神戸から学生時代の友人が訪れてくれました。初めて氷見に来てくれた時は19歳。20年ぶりの氷見となりました。当時も行った松葉さんでお寿司を堪能し、当時はなかった番屋街でじっくりお土産を選び(時々行くと、お店も品揃えもちょっぴり変わっていて、たまには行ってみるものですね)ちょうどやって来た遊覧船に乗り、氷見を満喫しました。
お酒が大好きな彼女が選んだお土産は、ほとんどが酒の肴でしたが、果たしてどこの何が一番お気に入りだったのでしょうか。好評だったものは、今度買ってみなければ!知らない氷見がたくさんあります。
何年ぶりに会っても変わらない友人がいるって、とても素敵なことだと改めて感じました。今振り返ると、学生時代は一番の宝物だったように思います。勉強も大変だったけど、ショップ巡りをして、美味しいスイーツやパスタもいっぱい食べて、ゲラゲラ笑って、うまく行かないことがあれば一緒に泣いて、そんな経験ができるのはきっとあの4年間だけなんでしょうね。
今回は息子も連れての行動でしたが、意外にも彼女を案内してくれたり(番屋、大好きです)あまりわがままも言わなかったので、少しは成長したんだなと。つまりは私たちが歳を取ったということなんですけど。
草木の色合いが美しく、優しい風合いの丹波布の帯です。刈安の黄を基調に緑系、白系、それぞれの色が程よく主張し、調和しています。無地のお着物に、さりげなく大きな印象を与えます。
誉田屋源兵衛の新作、七宝小花紋(アイスブルー)です。着尺は引き染めの小紋。程よい横段の暈しが、女性らしいニュアンスを出します。お単衣にも最適です。
品物は違ってもそれぞれの持つ力量は確かで、染、織、どれを取ってもそれぞれ魅力的です。少しずつ涼しくなると、そのものの魅力をはっきりと感じられるようになります。9月は、改めてきものの奥深さを感じる時期でもあります。