単衣の時期お気に入りの一枚は、藤井絞の雪花絞りです。縮緬地に施す雪花は、浴衣のそれとは趣が異なり、渋く奥行きのある仕上がりになります。初夏の時期は献上とよく合わせますが、秋の単衣には秋の帯合わせでガラリと表情を変えます。
雪花絞り、是非きものでも袖を通して下さいませ。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
和のテイストの効いた風鈴が入りました。北斎文様。洋の空間にもぴったりきます。
風鈴の音が心地よい季節になりました。
さてこちら、「ぜんの」さんの野菜サンドです。当店の喫茶担当だった禅野さん、現在は、自宅でサンドイッチのテイクアウトをされています。お馴染みだったホットサンドに加え、今の季節におすすめなのが、この野菜サンド。まず見た目の切り口が美しい!ハムのピンク色、トマトの赤が鮮やか。シンプルでフレッシュな味わいです。
作り置きはありませんので、お電話にてご予約下さい。一人前500円です。パーティに、おもたせに、おやつに、様々なシーンに彩りを。
サンドイッチのお店 ぜんの 住所 氷見市鞍川1306-1 電話090-4325-0698
昨今、結婚する人が減りました。親御さんにたくさん誂えてもらった着物を箪笥に詰めてお嫁入りする人も、ほどんどいなくなりました。他の人より立派な着物をたくさん所有することが「幸せ」な時代ではありません。けれど、自分に本当に似合う着物、自分で選んだ好きな一式は所有したい、そんな女性はたくさんいます。
結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです。これは、ゼクシィのキャッチコピーですが、同じく、着物がなくても幸せになれる時代でも、ずっと大切にしたいオンリーワンセットは必ずあります。
ジューンブライドの季節です。今月、式を挙げられる方も多いのではないでしょうか。末長くお幸せに。
単衣から盛夏へ移りゆくこの6月は、何を着たら良いのか、どんな帯を締めたら良いのか迷う時ですが、同時にそれはとても楽いひと月でもあります。着物に袖を通せる幸せを噛み締めながら、小物選びにあれこれ心を惑わせながら、過ごしたいと思います。
初夏の訪れを告げる花かつみ(菖蒲)をモチーフにした、織楽浅野の新作です。デザインも地色もモダンです。お単衣向きの付下げ(花うさぎ)と合わせて、水色の濃淡で上品に仕上げました。
エントランスには山葡萄のバッグを、和小物さくらのお草履とともに。
新緑の季節、爽やかな雰囲気をお楽しみ下さいませ。