先日、お寺のお嬢様が着付けの練習にいらっしゃいました。お着物は、着慣れていらっしゃるのでナチュラルな着姿です。その日は、名古屋帯を初めてひとりで結ばれました。誰しも苦戦するまくらの部分、お太鼓のかたち、クリアすべきハードルも若さで乗り切られます。帯は、計ったように完璧なかたちになるよりも、ちょっと曲がったりしている方が愛嬌があっていいのかもしれないと、最近は思います。帯によってうまくかたちが作れない場合でも、その柔らかさや素材感が活きていることが本当ですよね。
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絲穂のアイスココア
氷見に滞在中、北陸にしては珍しく、晴れて暑い日が続いていました。連日夜はお酒を飲むので(それもかなりしっかり飲むので)、昼間は(自分としては珍しく)冷たくて甘いものが飲みたくなったりします。
思いついて、アイスココアを作ってもらいました。温かいココアでさえ、子供の頃以来しばらく飲んでいないので、冷たいココアは、本当に久しぶりだったと思います。蒸し暑い日など、ちょっといいものです。
チョコスプレーの彩りは、子供も喜びそう。
冷たいココアに、絲穂で人気のサンドウィッチ。お酒が過ぎた翌日の、裏管理人の軽い昼食でした。
※上の写真のサンドウィッチは、お店で実際に出している半分の量にしてあります。
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てふてふ
micchoがこちらで紹介していた、氷見海浜植物園の「蝶とカブトムシ展」に行ってきました。
まずはクワガタ。触ることができます。
久しぶりに見たミヤマクワガタ。けんかしてますね。
こちらはカブトムシ。子供たちも自由に触れていましたが、足がちぎれていたりということはありませんでした。
温室の中にはチョウチョが放たれていました。外国産のかなり大きなチョウチョでした(名前は失念しました)。
蜜を吸っています。かなりカメラを近づけても逃げませんでした。
ちょっと休憩。氷見でしか販売されていないジェラートだそうです。植物園の売店で購入できます。
夜は、以前も紹介したきときと舎さんに行きました(こちらも)。自分の中で定番化している、串カツ、焼きそば、ポテトサラダなどを食べつつ、赤ワインを飲みました。
ポテトサラダ。かなりたっぷりしています。これと赤ワインとガーリックトーストなどをとれば、簡単な夕食になりそうです。
前回の紹介記事では、酔っぱらって撮影し忘れていた串カツです。これもどっしりとした質感。
焼きそば。くどい味付けではないので、あっさり胃に収まります。
今回出してもらった赤ワイン。南アフリカの “KOELENBOSCH” という銘。まろやかで、ほどほどのボディーがあり、どんな料理にも合いそうです。
赤ワインのアテとして出してもらった、チーズの盛り合わせ(フラッシュが強すぎて、白く画像が飛んでしまってますが…)。右側に写っている、クラッカーにクリームチーズを塗り、プルーンをのせたものが美味しかったです。
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氷見牛を食べる
引き続き裏管理人です。
氷見に着いたその日の夕食は、氷見漁港近くのステーキハウス「ラ・メール」(La Mer)さんで、氷見牛をいただきました。
目の前の鉄板で焼いてくれます。
鉄板の向こう側の様子。
今日はお肉なので最初から赤ワインにしました。オーストラリアの “Black Opal” という銘。ほどよくまろやかで、舌にひとつまみの苦みを残してくれるので、肉に合いそうです。
サラダが出ます。和風ドレッシングでした。この日は暑かったので、よく冷やされたサラダが、ほてった口中に気持ちよかったです。
ニンジンの冷たいスープ。彩りが綺麗ですね。ニンジンの品のよい甘みが活かされていました。
まず野菜を焼いてもらいます。
ナス、ピーマン、シイタケ、カボチャ。あっさりと塩こしょうだけなので、焼き肉などのときの、しょうゆダレとは違って、いくらでも食べられそう。
いよいよ氷見牛を焼いてもらいます。
個人的には、脂身が入っていない赤身の歯ごたえと香ばしさが好きなので、好みにぴったりと合っていました。
ご飯とお味噌汁が付きます。
漁港が近いので、海鮮の鉄板焼きもおすすめなのですが、この日はお盆明けということで、ほたてなどの仕入れがなかったので、エビを焼いてもらいました。最後にガーリックバターで味付け。
写真だと、量が少ないように見えるのですのが、これで満腹でした。
場所などはこちらをどうぞ。ランチもやっています。基本的にオーナーシェフがお一人で切り盛りされていますので、夜は予約することをおすすめします。
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週刊少年漫画50周年切手
昨日久しぶりに氷見にやってきた「裏管理人」です。ちょうど絲穂にいらっしゃっていたお客様が、来る途中に購入してもっていらっしゃったのが、「週刊少年漫画50周年切手」でした。今年の3月に発売になっていたようですが、全く知りませんでした。中身を一目見ただけで引きこまれたので、すぐに氷見郵便局まで走って購入しました。
中は3分冊になっており、解説編が2冊ついています。今回は、『週刊少年サンデー』と『週刊少年ジャンプ』の2誌が対象になっています。
こちらは、『サンデー』の漫画のキャラクターたち。赤塚不二夫の『おそ松くん』、楳図かずおの『まことちゃん』、白土三平の『カムイ外伝』、小山ゆうの『がんばれ元気』、藤子・F・不二雄の『パーマン』、高橋留美子の『うる星やつら』、古谷三敏の『ダメおやじ』、石ノ森章太郎の『サイボーグ009』、藤子不二雄Ⓐの『プロゴルファー猿』、あだち充の『タッチ』など、まさに黄金期の『サンデー』のキャラクターたち。
こちらは『ジャンプ』のキャラクターたち。桑田次郎の『8マン』(原作:平井和正)、辻なおきの『タイガーマスク』(原作:梶原一騎)、川崎のぼるの『巨人の星』(原作:梶原一騎)、つのだじろうの『空手バカ一代』(原作:梶原一騎)、水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』、ながやす巧の『愛と誠』(原作:梶原一騎)、赤塚不二夫の『天才バカボン』、矢口高雄の『釣りキチ三平』、ちばてつやの『あしたのジョー』(原作:高森朝雄[梶原一騎の前のペンネーム])、柳沢みきおの『翔んだカップル』など、こちらも漫画史に残るキャラクターたちです。
この他に、さらに1シートずつ、両雑誌に掲載のマンガのキャラクターの切手がついています。
解説編はこんな感じです。必要にして十分な情報が盛り込まれています。
詳しくはこちらをどうぞ。価格は5000円。一見高いと思われますが、値段以上の価値があると思います。何よりも懐かしくて、もう一度これらの漫画を読み返したくなってきます。
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テーマは命─植物園園長の金言─
以前にもブログでご紹介しました氷見の海浜植物園では、夏休みの時期には毎年、蝶とカブトムシ展が開催されています。先日は、園長さんの信念を伺うことができました。植物園のテーマは「命」、それは絶対にブレないモットーなのだそうです。 蝶とカブトムシ展を初めて試みた年は、カブトムシの足をもぎ取ってしまう子供がたくさんいました。心の痛いことですが、この子たちが成長して、いつか命の大切さに触れた時に、足を取られたカブトムシのことを思い出してくれればいい、そのことを悔いてくれればいいという願いを込めて、この企画を継続したとのこと。
今年で4年目、注意する見張りがいなくても、不思議とカブトムシをいじめる子供が減ってきたそうです。「人間の集団行動って不思議ね。信念を持って続けてみれば、だんだん良くなっていくわ。」と園長。まさに、継続は力なり。 土日は、押し花教室もあるそうです。きれいな蝶を見るのも、カブトムシと遊ぶのも、押し花にチャレンジするのも、ずべて命の体験、命の学びです。
今年の夏は、親子で家族で命のあり方を確認してみてはいかがでしょう。蝶とカブトムシ展、今月31日までです。