• 江戸小紋、様々

    雪も積もらぬまま、2月を迎えました。まさにまもなく、立春です。

    寒さは続きますが、店内、芽吹きを予感させる色合いで皆様をお迎えします。

    明るい緑系、横の紫系、どちらも江戸小紋です。色も柄もまるで異なりますが、お出かけのシーンに合わせて活躍します。蝶のような柄の帯は野口作。カラフルな絞りが綺麗です。


  • お茶会へ

    お茶会での装い、お写真をいただきました。

    辻が花の訪問着に、黒地の帯でクラシカルな装いです(右のお客様)

    深い藍染めの小紋に、綴れの帯(横笛)を合わせてシックに(左のお客様)

    いつも富山よりお越しの皆様、それぞれの個性を生かして着物を楽しんでいらっしゃいます。また素敵なご報告、お待ちしております。


  • ゴールデンムガ

    さて先週も、新年会のお帰りです。ゴールデンムガの訪問着に、花兎の袋帯を合わせて。

    裾にだけ控えめに柄がある、上品な一枚です。新年はいつもお召し下さいます。

    さて来月の新年会は、どのような装いでしょうか。楽しみです。


  • 本疋田、愛し

    ずっとエントランスにディスプレイしております本疋田の帯は、数十年ぶりに仕上がって参りました。自前でも持っていますが、お茶会にどれだけ活躍したか分かりません。本疋田ならではの白場がキリリと並び、締めると上品で迫力があり、自信をもった装いができます。先日は、薩摩木綿と合わせて少しカジュアルにしました。

    今日は、これまた愛用している江戸小紋に合わせています。予報では雪でしたが、先ほどから日差しが出てきて、何だか柔らかいものを着たいなぁと。母と日替わりで「ほぼ毎日着物」を始めて、今まで持っていた着物一枚いち枚の着心地や魅力を、改めて感じています。帯もそれぞれに性質があり、締める時に「あぁそうだった!」と思い出すこともしばしば。今月はこの藤井絞の本疋田にハマり、よく締めました。着物を変えれば、自然に帯揚げ帯締めも変わり、いつも新しい装いになるものです。


  • お福さん

    昨日からお目見えしました、お福さん。

    どことなく先代を思わせる表情です。全員揃って皆様をお迎え致します。

    外はチラチラ雪ですが、サロンではスイートピーが愛らしく。

     


  • ヒゲ紬

    新年会のお帰りにお寄り下さいました。

    ヒゲ紬の訪問着には、富士山のようなお山、雲取など吉祥柄が臈纈で表現されています。ダイナミックで色遣いも面白い一枚です。雨模様でしたが、素敵な雨コートも活躍しました。

    来週もまた別の新年会とのこと、装いが楽しみです。


  • 花織

    祖母の帯を久しぶりに、母が締めました。花織です。

    花織も様々ですが、地色と柄の染色が美しくマッチした仕上がりです。着物は白大島、普段にサラリと着たいですね。


  • 絞り様々

    うっすらと雪化粧をしました。こんな日はいつも、アルゲリッチのシューマンを流します。

    エントランスにて。帯は、本疋田絞り(藤井絞)。小さな絞りの粒が市松に配された、古典的でどこかモダンな雰囲気です。刺繍も上品で、締めると存在感のある一本です。

    サロンでは、同じく藤井絞の小紋をご覧いただいております。こっくりとした紫は、いかにも藤井絞です。ムガシルクの洒落感のある袋帯と合わせてみました。