網代のバッグ、こんなのもあります。 かたち違いは、こちら。
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母という字を書いてごらんなさい
明日は母の日ということで、お母さんの詩をひとつご紹介します。
大好きな詩人のひとりである、サトウハチロー氏の作品。サトウハチローという名前、皆さんはご存知ですか?名前を知らなくても、たとえば「うれしいひなまつり」、「ちいさい秋みつけた」などの童謡や、「リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ♪」のフレーズでお馴染みの「リンゴの唄」は一度は耳にされたことがおありでしょう。これらの詩の作者です。
産みの母親と思春期に死に別れる運命にあったサトウ氏の作品には、幼い頃に刻まれた母の記憶や母への思いを綴ったものが数多くあります。その中から、「母という字を書いてごらんなさい」というタイトルの詩を。
母という字を書いてごらんなさい
母という字を書いてごらんなさい
やさしいように見えて むづかしい字です
恰好のとれない字です
やせすぎたり 太すぎたり ゆがんだり
泣きくづれたり‥笑ってしまったり
お母さんにはないしょですが ほんとうです
皆さま、どのような感想をもたれますか?母という字は言われて見れば、女性の姿がそのまま形になったかのように見えてきました。母親というひとりの女性の捉え方がうまいですね。たった数行の詩ですが、深いメッセージ性を感じます。また、男性の視点だからこそ捉えることのできた母の姿なのかもしれません。他の詩も読んでみたいと思われた方は、ハルキ文庫『サトウハチロー詩集』をお求め下さい。
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近ごろのメインテーブル
入り口のディスプレィと同様、店内のメインテーブルでも単衣の提案をしています。
最近は、こちら。名門、室町の加納の大島です。 流れるような花模様は、可愛らしさも落ち着きも演出します。若い方から年配の方まで幅広い世代の方にお召しいただけると思います。 帯はインドシルクの無地を。非常に発色の美しい作品です。 総柄の着物には、無地の帯でスッパリとメリハリをつけると現代的な着こなしになります。
メインテーブルの提案も、一日に何度か変わったりします。それもすべて社長の気分次第。気になる方は、日に何度もお越し下さい。
上の写真、左上の赤いバッグにご注目下さい。マチが広く、いつも持ち物の多い方にオススメです。とても軽いので、たくさん詰めても平気です。何より、目を惹く赤がとてもキュート。内側の更紗柄がチラリと見えるのがポイントです。素材は合皮。お値段は•••あまりにお手頃なので、書きません(笑)どうぞ、お問い合わせ下さい。
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近ごろのエントランス
近ごろは、単衣向きの組合わせを入り口にディスプレィしています。 こちら、着物はよろけ水玉。細かい水玉模様の着尺です。色無地のような感覚でどうぞ。 帯は織楽浅野。織り感で楽しむ、無地の帯です。 きれいな水色の帯締めで初夏の雰囲気を。 草履はエクセーヌ(合皮素材)。フィット感が抜群で長時間履いても疲れず、当店で一番人気のタイプです。
こちら、同じ着物に今度は染め帯を合わせました。加賀友禅作家、二塚長生作「ふくろう」です。 全体をブルーグレーで統一した中に、ポッと浮かぶふくろうが何とも印象的。目のグリーンが効果的ですね。 その他の二塚長生の帯は4月12日のブログで、どうぞ。
入り口のディスプレィは、数日間同じ組み合わせの時もあれば、ほんの数時間で変わる時もあります。すべては社長の気分次第。気になる方は、一日に何度もお越しになってみて下さい。
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今月のベストショット
今月、お着物でお越しになったお客様のベストショットを。 4月5日、姪っ子さんの結婚式のお帰りにお立ち寄り下さったお客様。このベストアングル、きもの姿のお手本にしたいですね。
4月7日、お子様の入学式の帰りに和服姿を見せて下さったお客様。ご自分でお召しになった成果は、ばっちりでした。お車へと急がれる後ろ姿、つい撮ってしまいました。母は強し。 練習風景に関しては、3月24日のブログをご覧下さい。
昨日、三宮アナスタシアにて。奥さまの和服姿をカメラに収めるご主人。美しき夫婦愛。
皆さま、是非当店へお着物をお召しになってお越し下さい。そして、店内にもブログにも華を添えて下さいませ。自分で着られるようになりたい方、是非練習しましょう。お客様のペースに合わせてお力になります。
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アンティーク アナスタシアの奥さま
昨日は、着付け指導イン三宮。アナスタシアの奥さまの登場です。少し早いのですが、単衣のお着物で練習です。ひとりで着物を着るのは今日が初めてという奥さまですが、そうとは思えないほど板についた感じです。お召しのお着物は、生紬の訪問着。絞りで蜘蛛の巣が表現されています。なんとも美しいエメラルドグリーン!これからの季節にぴったりですね。
帯は、ご主人ともに大の猫好きということで(お店にもたくさん猫ちゃんがいます)猫をモチーフにした名古屋帯を合わせました。この組み合わせ、まさに奥さまにしか着こなせません!着物の右肩の模様、素敵ですね。
バッグは網代で決めましょう。和装の時だけでなく、普段の洋装にも活躍します。
さて、着物とアンティークウォッチの取り合わせ、いかがですか?和装の際の時計選びは難しい場合が多いのですが、アンティークのものは上手に着物と調和してくれます。どちらも、歴史や文化に裏打ちされたものだからでしょうか。さりげなく主張する憎いアイテムです。そして、帯にご注目下さい。もちろん、前にも猫ちゃんがいます。そしてそして本日のコーディネート、一番のポイントは美しいピンクの帯締めです。